(1995/11/12 撮影 at タイ・プーケット島)
今回のプーケットで捕まえたカニのうち、一番でかかったのが
こいつ。広げた手のひらと同じくらいのサイズです。
大きなカニはだいたいがものすごく臆病で、砂浜の穴から出て
こないんですが、こいつは大きなヤシの木の根元で、波を受けながら
じっとしていました。
つかみあげても反応が鈍く、ゼンマイの緩んだオモチャみたいに
ときおりウゴッ…ウゴッ…と手足を揺らすだけ。元気がない。
こいつはまた一段と、眼がヒョロリンと細長くて、 これがピンと立ったり、写真のように横に倒れたりします。 たぶん穴に入り込む時は倒して背を低くしているのでしょう。 地上に出た時は立てて、視点が高くなった分遠くが見えて 便利なのだろうか?