◆ Olympus Camedia C-900Zoom ◆
Olympus Camedia C-900Zoom

 機種名 : Olympus Camedia C-900Zoom
 機能 : 131 万画素デジタルカメラ、光学3倍ズーム

デジタルカメラという機器が登場してしばらくは、 その画質を信用していませんでしたが、 画素数がどんどん増えて 131 万画素となったところで この機種を使ってみて、「なかなかやるなぁ」という認識となりました。 (1999/2)
131 万画素の高画質モードで撮ると、1280 x 960 というピクセル数になります。 これはもう、パソコンのモニターに表示しきれないサイズです。 画素数はこれくらいで十分でしょう。 (今や最先端機種は 300 万画素、400 万画素という意味のない画素数競争に 突入しています。何に使うんだろうか?)
細かい問題点は後に書きますが、画質、機能、操作性に優れた機種だと思い、 気に入っています。

デジタルカメラのいいところは、
 ・液晶で確認しながら撮れること(ファインダを覗くより楽)
 ・後で消せるしお金もかからないから気楽にどんどん枚数を撮れること
 ・パソコンでの処理が楽なこと(スキャン作業が要らない)
などです。
ただし、この点は裏返って逆に欠点ともなります。
気楽に沢山の枚数を撮った後での選択や編集作業がとても大変なものとなります。 もともと、写真をアルバムなどにまとめて行く上で、本当に大変なのは 撮った後の作業なのです。撮るのは簡単、捨てるのは惜しい。 同じような平凡写真が何枚もあり、取捨選択に迷います。 その上、パソコンでは画像の表示・比較・編集にとても時間が かかってしまいます。
結果として、デジタルカメラを使用したことで、意味の薄い写真が ホームページ上に多量に陳列されることがないように、 肝に命じねばなりません。

根本的な問題点は、まだまだ多い非パソコンユーザに写真を見せるのが 難しいということです。プリントするには手間もお金もかかります。

結局のところ、銀塩フィルムカメラ での撮影の方が まだまだ信頼できるし使用頻度も多いのですが、 コンピュータ入力用にはデジタルカメラも便利な機器だなぁと思っています。
最近は猫の写真を撮るのに良く使っていて、 この写真(美猫ミケヒシ) が撮れた時には、画質がなかなか良いなぁと思いました。

この機種 Camedia C-900Zoom で気になっているのは、撮影した後の書込み時間が 長いこと(約4秒)、液晶画面でのプレビューの反応が遅いこと、などですが、 その後、画素数は変えずに、機能面が改善された C-920Zoom, C-960Zoom など後継機種が発売されました。比較的値段も安くなったし、さらに 満足度の高いものとなっていると想像されます。


2000/03/19 T.Minewaki
2003/07/29 last modified T.Minewaki

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