( 1997/8/16 撮影 at ツグリキン・シレ、モンゴル )
迎えに来るはずのワゴン車は砂にはまって動けないらしく、来ない。
しかたがないので、キャンプにある1台のジープにギュウギュウに詰めて
乗り込む。7人と荷物、かなり無理している。
後部座席の後ろに積み上げたスーツケースが崩れて来ないよう、
後ろ手に押さえながらの体勢だ。
ツグリキン・シレを出発し、しばらく走って最初の町、ボルガンへ立ち寄る。 モンゴル人スタッフはガソリンと野菜を買っている。 畑にはポテト、トマト、キュウリ、ニンジン、スイカ、ネギ、キャベツ、など (それほど立派なものではないが)いろいろな種類の野菜が栽培されている。
村を出ると、まただだっ広い草原を走る走る。
白い花をつけた短い草原の中を、まっすぐに伸びる砂色のわだち。
その辺一面に咲いている背の低い花は、
ニンニク系の植物。
噛むとピリリと辛い。
「チャイブ」と呼ばれるハーブかもしれない。
モンゴル語では「ターン」と言うと教えてもらった。
しばらくして、車が停まり、休憩かと思ったら何やら車の修理を始めた(写真)。
左前のタイヤがパンクしたらしい。
車の背後についているスペアタイヤを降ろして、交換する。
ま、ここでは良くあること。車のトラブルにも慣れた。のんびりと待つ。
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T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp