2019年11月25日
17日の子ども寺子屋カフェは、スモークづくりをしました。子どもたち8人、赤ちゃん1人、保護者3人、大学生4人、スタッフ4人でした。秋の夕暮れの中、チキンやチーズ、卵などのスモークづくりはなかなか雰囲気がありました。
みんなで楽しくお勉強 たまごでスモークづくり
同日、午後1時からの月例講座「フォアドラウ(Foredrag)」は6人が参加してくれました。子どもの貧困、格差社会などが統計データ、映像などで明らかにされ、重い内容ですが、その重要性が伝わったと思います。
月例講座の様子
デンマークを代表する知識人で、当会となじみの深いオヴェ・コースゴー(Ove Korsgaard)が、新著の「Grundtvig rund, en guide(グルントヴィをめぐって、一つの入門書)」を送ってきました。グルントヴィの多方面の業績、実践を驚くほど平易にまとめた入門書です。翻訳できればいいのですが、新評論がAnders Holmの方を出すので、重複してしまい、無理のようです。
2019年11月10日
10月20日(日)の第一回の月例講座は「デンマークの教育」を話しました。参加者は5人でした。中身の濃い時間になったと思います。第二回は、11月17日(日)13〜15時、メイトム宗像の204会議室で「格差社会・子どもの貧困・子ども食堂」と題して、現在の日本の子どもたちを支配する格差についてデータを出して話します。参加希望者はこちらからお知らせ下さい。
20日16時からの子ども寺子屋カフェは、昨年に続き、地域住民を招いての「芋煮会」でした。子どもたちと参加者が料理して、住民といっしょに食べました。アトラクションは、荒川さんの歌などあり、最後はみんなで踊って終わりました。40名の参加者で楽しい夕べになりました。
11月17日(日)の子ども寺子屋カフェは、スモークづくりをします。
みんなで芋煮をつくる 住民たちといっしょに食べる
10月25日(金)午後2時〜4時に、福岡市の「よりあいの森」で、劇団道化による「博多にわか」の公演をしました。よりあいの森の居住者、地行の宅老所「よりあい」桧原の宅老所「第二よりあい」からもお年寄りたちとスタッフが参加して、50名近くになりました。
あっというまに楽しい時間が過ぎ、参加した地域の住民によれば「こんなに笑ったのは久しぶり」と喜んでいました。よりあいのスタッフも「ぜひまた来て下さい」といってました。理事長の村瀬孝生さんも「イベントなどでまた呼びたいですね」ということです。チューラ・フランクとの交流会が二度も中止になって、楽しみにしていたので、そのお詫びをかねてですが、大成功だったようです。
まずは「始まり、はじまり〜」 よりあいのお年寄りたち
2019年10月10日
しばらく更新が滞りました。
9月15日の子ども寺子屋カフェは、市の広報にお知らせが掲載されたので、14名もの子どもが来ました。劇団道化による楽しい「何ができるかな?」で盛り上がりました。
劇団道化による「何ができるかな?」 みんなで夕食
チューラの来日が中止になり、訪問と交流予定だった「よりあいの森」にお詫びをかねて、10月25日(金)午後2時から、劇団道化による「博多にわか」を上演します。お近くの方もおいでになれます。よりあいの森に申し込んで下さい。
子ども寺子屋カフェでは、月例講座「フォアドラウ(Foredrag)」を始めます。ご関心のある人はご参加下さい。申し込みはこちらから。
20日は子ども寺子屋カフェ、恒例の「芋煮会」をします。
8月17-18日は、毎年恒例の「海辺の子どもアートキャンプ・フリルフト」を「ぴのきお」といっしょに実施しました。今年から、子ども寺子屋カフェだけの主催です。子どもが11人、保護者7名、ぴのきおの住人4人、スタッフ12人、学生ボランティア2人の総勢で34人の大盛況となりました。運営にはちょうどいい規模で、ゆったりとして充実したキャンプになりました。
2019年9月3日
2020年の2月に実施予定だったチューラ・フランクの講演会・交流会は、健康上の理由で来日中止となりました。関係者にお伝えするとともにお詫びします。
2019年7月31日
21日は、第27回の子ども寺子屋カフェをしました。今回は「理科実験マジック」でした。紙一枚でコップ一杯の水を支える、爪楊枝や鉛筆を刺しても水がこぼれないポリ袋など、大気圧や摩擦などを使って日常の感覚に反する現象を楽しみました。
8月は17-18日で、若松の安屋海岸でのキャンプ「海辺の子どもアート・キャンプ・フリルフト(自由な空)」をします。
6月30日は、ラスムスの母親で、リュ・ホイスコーレの芸術の教員リーネと娘イダ・マリー(15歳)が、福岡に来て、協会会員の仁田坂さん、そして幹事の清水と会い、交流しました。リーネはこれまでもリュ・ホイスコーレヘのスタディツアーなどで世話になっています。
陶芸家なので、直方の高取焼永満寺窯を訪ね、須恵町の陶翔窯にも寄りました。途中、篠栗の釈迦涅槃像を訪れたり、直方市の直方谷尾美術館や須惠町の久我記念館の展示を見たりもしました。よい交流になりました。仁田坂さんとリーネ、イーダ 高取焼を見るイーダとリーネ
8月3日(土)16時〜18時で、チューラ・フランク招待講演実行委員会を、宗像市の暖(ヌアン)で行います。関心のある方は、こちらからお知らせ下さい。
8月27日(火)はヒュッゲなカフェ「夏のエクスカージョン「ラファエロ前派の軌跡」展を見る」を実施します。
現在、久留米市美術館で「ラファエロ前派の軌跡」展が開催されています。久留米市は、日本近代の洋画の第一人者である青木繁を輩出したことで知られますが、青木繁が一番影響を受けたのが、ラファエロ前派の代表的画家であるエドワード・バーン=ジョーンズでした。国宝である「わだつみのいろこの宮」はほとんどバーン=ジョーンズの「コフェチュア王と乞食娘」などいくつかの絵のパクリといえるほどです。
そういういきさつもあり、久留米市はこれまでにもバーン=ジョーンズやウィリアム・モリス展を何度か実施しています。今回も九州では唯一のラファエロ前派展です。モリス、ラスキン、ロセッティ、ミレーなどの作品もあります。ラスキン、モリスなどは、社会批判者としても知られ、民衆の芸術を説いた人です。
ラスキン、モリス、ラファエロ前派に詳しい幹事の清水が解説します。参加希望者はこちらからお知らせ下さい。日時:8月27日(火)10時〜13時 昼食は「風と虹の丘」(のぞえ総合心療病院就労部門)
場所:久留米市美術館入り口に集合(久留米市野中町1015, Tel.0942-39-3134)
入場料は各自でお求め下さい。前売り800円、当日券1,000円、シニア500円(700円)。
2019年6月22日
16日は、第26回の子ども寺子屋カフェでした。今回のワークショップは、クラシック・ピアニスト二羽正行さんを呼んで、ピアノを使った遊びやコンサートなどをしました。モーツァルトの「音のサイコロ遊び」をして、子どもたち、大学生たちが振ったサイコロで作曲ができました。モーツァルトもおもしろいことをします。今年は九州北部はまだ梅雨にも入っておらず、雨が降りませんが、ショパンの「雨だれ」など、雨にちなんだ名曲の演奏もありました。たいへんおもしろい内容でした。詳しくはFacebookで。
二羽正行さんの演奏
8月3日(土)16時〜18時で、チューラ・フランク招待講演実行委員会を、宗像市の暖(ヌアン)で行います。デンマークは6月5日の国政選挙で、政権が交代します。チューラも高齢者担当大臣の任期を終了します。来年の2月15日(土)、16日(日)、17日(月)に福岡市、春日市、太宰府市などで講演します。実行委募集中です。関心のある方は、こちらからお知らせ下さい。
2019年5月25日
18日には、ヒュッゲなカフェ談話会を実施しました。9人ほど集まり、ラスムスからデンマークの国、文化、彼のこれまでの活動、そしてホイスコーレについて、スライドを交えて報告がありました。競走と勝利至上主義、プロ志向、専門志向の日本のスポーツと、楽しみ、人格形成、多様性の尊重を主とするデンマークのスポーツ文化の違いが印象的でした。質疑応答も夕食やコーヒータイムなど交えて行われ、本場のデンマーク人から「実にヒュッゲな場だ」とお墨つきをいただきました。
話をするラスムス
19日は子ども寺子屋カフェで、北欧の夏至祭をしました。メインはラスムスによる「イドラット・レーゲ」で、デンマークの伝統的な遊びです。当会もときどきしますが、本場デンマークで「イドラット」を復活した中心地ゲァレウ・ホイスコーレで学んだラスムスですから、正真正銘の本物です。子どもたちも大声を上げながら夢中でやっていました。
近くの公園でみんなでイドラット
この二つの催しに毎日新聞の前田敏郎記者も参加し、記事を書いて下さいました。
2019年5月3日
5月18日(土)にデンマークから来日中のラスムス・フリスルンドを招いて、ヒュッゲなカフェを開きます。ラスムスの両親ともリュ・ホイスコーレの教員で、ホイスコーレ運動の中で育ちました。ホイスコーレやデンマークの学校で行われるイドラット・フォルスクの専門家で、コペンハーゲン大学スポーツ科学部を昨年出たばかりです。現在、熊本の御船町のNPO法人「生活と教育」でスタッフとして働いています。ホイスコーレ運動の申し子のラスムスにホイスコーレや彼の実践したアフリカなどでのイドラット・フォルスクのワークショップなどを話してもらいます。参加希望者はこちらからメールをお送り下さい。18日に来られない人は、19日(日)の子ども寺子屋カフェで17時から、近くの公園でラスムスのワークショップ実演があります。そちらにも参加できます。
右の写真はタンザニアでのワーク。子どもたちの左がラスムス。
日時 2019年5月18日(土)16時半〜19時 場所 街道カフェ暖(ヌアン)宗像市原町2042-1 内容 ホイスコーレ運動とイドラットによる子どもたちの育成
(画像などあります)参加費 500円(コーヒー代)夕食希望者は500円追加で食べられます。 4月21日(日)に子ども寺子屋カフェ、29日(月)に子ども寺子屋カフェの会員総会兼地域交流会をしました。どちらも盛況でした。子ども寺子屋カフェのワークショップは、「世界を知る」と題して、旅のスライドと現地の報告を清水がクイズ形式で行いました。スライドはこちらにあります。地域交流会は、昼食時の交流会と劇団道化の「博多にわか」が好評でした。
21日の寺子屋カフェ 29日の地域交流会
6月7日(金)午後2時〜6月9日(日)12時の二泊三日の日程で、北海道せたな町瀬棚で、「人生の秋を生きる」集いが行われます。人生の秋を迎えた人たちのホイスコーレです。興味のある方は、PDF書類をダウンロードして、申し込んで下さい。
2019年4月4日
8〜27日、ドイツとイタリアを旅しました。
14日に以下の講演会が東京の明治学院大学であります。どうぞご参加を。ブロードリッジ氏はグルントヴィの著作の代表的な英訳者でデンマークのグルントヴィセンターなどと協力して、英訳著作集を刊行しています。
2019年3月7日
2日は、子ども寺子屋カフェの会議と送別会をしました。学生ボランティアの二人が卒業するので、お祝いをかねてです。感謝状、記念品贈呈、コンサートなど楽しい夕べでした。
送別会で感謝状を読む
16日は、第23回子ども寺子屋カフェ(16時〜19時)を実施します。今回のワークショップは、「風と踊ろう」の大塚祐三子さんによるボディトークなどの身体表現ワークショップです。原町公民館で実施します。
デンマークから、ホイスコーレの申し子、Rasmus が2日に東京に到着し、東京の協会会員宅に5日間滞在しました。熊本のNPO法人「生活と教育」でスタッフとして4ヶ月ほど滞在します。「生活と教育」は、9日に10周年シンポジウムを開きます。協会会員も参加します。
幹事の清水は明日から、ドイツ、イタリアへ、取材・調査・研究で行きますので、3週間不在です。
2019年2月26日
更新が遅れましたが、2月の協会はいろいろな行事で多忙でした。
11日は、「こども寺子屋カフェ」を運営する会主催で、研修会を開きました。札幌、柳川などからも協会会員が参加しました。
廣岡逸樹さんが、「社会的養護」の概説をし、とくに「アドボケイト」を中心に説明しました。「アドボケイト」とは、権利表明がむずかしい状態にある者、たとえば子ども、寝たきりの高齢者、障がい者など、その人たちの権利を代弁・擁護し、権利実現を支援するというのが、一般的定義ですが、今回はとくに子どものアドボケイトが、子どもの権利条約の実行にもっとも有効という視点が語られました。講演する廣岡さん 研修会の参加者
そうした視点から、最近報道されている野田市の心愛さん事件でも、児相職員、小学校教員などまわりの大人が彼女の声をきちんと受け止めていたなら、防げた悲劇であることが示されました。そして、廣岡さん自身が行政と対峙した「里親裁判」、今回の特別ゲストの江邑幸一さんの娘さんの自死などの事例を挙げて、どれもが児相職員、回りの大人たちが子どもの訴えを無視したこと、あるいは大人に都合のいいように歪曲したことが、問題をより悪化させたことが語られました。16日のこども寺子屋カフェは、デンマークの2月の子どもの祭り「ファステラウン」をしました。去年と違い、少し補強したので、お菓子が落ちるまで時間がかかりました。とはいえ、それでも10分くらいでしょうか。みなそれぞれ5回くらいは思い切り叩きました。子どもの声に「これはストレス発散ですか?」という正直なものもありました(笑)。
ファステラウン
このあとはハンドベルをしました。12月はいきなり複雑な曲に挑戦してうまくいかなかったので、今回は単純な「きらきら星」にしました。音が6つしかありません。最初は通して弾き、みんなミスもなく、上手に弾きました。それが終わると、和音も奏でるようにして、二声の曲、そして三声の曲と増やしていきました。厚みのあるよい演奏ができました。6時過ぎから食事の時間で、根菜がたっぷりの夕食を食べました。18日は、久留米市の「のぞえ総合心療病院」見学をしました。ヒュッゲなカフェのエクスカージョンです。この間バザーリアを描いた「ふたつめの影」の映画を見て、日本の精神科病院のあり方を調べ、その中で最もすばらしい実践をしている病院ということで、訪問しました。精神障がい者たちを患者、医療者、地域住民の治療共同体で症状を改善させ、地域で市民として生きる地域移行を熱心に行っています。患者さんたちは地域の住宅に住み、デイサービスで通います。精神科病院特有の閉鎖性はなく、見学者への対応もていねいで配慮に富み、最後は堀川公平院長との面談もあるなど、充実した内容でした。患者さんたちと楽しく会話したのはよい思い出です。
のぞえ総合心療病院 レストランでスタッフとして働く精神障がい者 堀川院長(中央奥)
22日の朝日新聞福岡面に「こども寺子屋カフェ」の記事が掲載されました。上田記者は12月と1月の子ども寺子屋カフェに参加して、記事を書いてくれました。
2019年1月21日
2019年になりました。今年も協会はいろいろな企画で、多忙になりそうです。
19日には、第22回子ども寺子屋カフェが実施されました。子どもたちは5人、学生ボランティア2人 スタッフ4人、保護者2人、ゲスト4人で合計17名の参加でした。
今回のワークショップはダンス・ワーク。ファシリテーターで劇団道化の山本美侑さんと西村健二さんがリードして、楽しいダンスの振付を覚え、みんなで踊りました。山本さんのオリジナルで、子どもも大人もいっしょに踊り、いい汗をかきました。みんなでお勉強 楽しいダンス・ワーク
14日は「ヒュッゲなカフェ」エクスカージョンで、北九州市立美術館本館での「ルオー展」を見ました。幹事のガイドで、9人参加しました。ルオーの民衆へのまなざし、反戦への思い、エクソダスなどは現代の難民などにも通じてきます。よい企画でした。
18日は、「風土計画」でチューラ・フランク招聘の実行委員会を開きました。予算は何とかクリアできそうですが、デンマーク語ー日本語の通訳が必要です。心あたりのある方は、こちらからメールをお送り下さい。
27日(日)17時から、街道カフェ暖(ぬあん)で、今年の「海辺の子どもアートキャンプ・フリルフト」の会議をします。参加希望者はこちらからメールをお送り下さい。
同じ27日の18時半より同じ暖(ぬあん)で、ヒュッゲなカフェの映画会兼新年会をします。映画は、イタリアで精神病院をなくしたフランコ・バザーリアが主人公の「ふたつめの影」(監督シルヴァーノ・アゴスティ、イタリア映画)を上映します。料理とドリンク(ビール、ノンアルコールビール、ワイン、日本酒など)が出て、1500円です。参加希望者はこちらからメールをお送り下さい。
2月11日(月、祝日)に「子ども寺子屋カフェ」を運営する会主催で、研修会を開きます。支援が必要な子どもたちへの対応の仕方を経験豊かな廣岡逸樹さんに学びます。ゲストとして、保護者のEさんも参加します。 参加希望者はこちらからメールをお送り下さい。
研修会「子どもたちにどう対応するか」
日時:2月11日(月)14時00分から
場所:メイトム宗像・市民交流活動館 103号室(宗像市久原180、Tel. 0940-36-0202)
講師:廣岡逸樹(臨床心理士、オンブズマンやまぐち代表、元児童相談所職員、元児童養護施設所長)
申し込み:暖(Tel. 0940-37-3560)
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