2012.3.11、ドイツグローナウ集会動画2012.3.13 デンマーク国会訪問動画

2013年12月16日

 12月15日に行われた「ストップ再稼働12.15 in 川内」に参加してきました。福岡から「九電前ひろば」の貸切バスで18名で行きました。当日の様子は、フォトアルバムでごらん下さい。かつていっしょに行動した「川内原発反対現地青年部」のみなさんの多くとはときどき会っていたのですが、一部の人たちには30数年ぶりに再会でき、うれしいひとときでした。

 8月に続き、またグローバルビジョンの児島さんに呼ばれて、明石の会合に参加します。今回はインド領チベットのラダックとの出会いがあります。興味のある人はどうぞおいで下さい。

 

2013年10月27日

 協会の会報31号ができました。3年ぶりです。「高齢者福祉を考える」「災害復興ボランティア事始め」「いま憲法を考える」「被占領体験と逃亡支援」などの重厚な記事があります。会員は配布されますが、会員以外の方は一部300円(送料込み)でお分けしますので、以下のページからお知らせ下さい。

 会報をお届けした協会会員から、暖かいお言葉や本などの寄贈、中には自分のところで収穫した新米を送って下さった方もいました。ありがとうございます。

 協会会員の山浦正昭さんが、Eテレビ(NHK教育)の「趣味DO楽」で10月28日と11月4日の二度にわたって放送されます。どうぞご覧下さい。

 

2013年9月3日

 8月25日の北上市での協会談話会は8名の参加でなごやかな雰囲気で終わりました。参加者のみなさんは子育ても終わり、今は親の介護を考える年齢に達しているので、高齢者福祉の話がいちばん関心を引きました。ちょうど協会の最近の活動とリンクして奇遇でした。

 終わったときの写真(何人かは帰っています)

 30日には、北九州市若松区の「共仂(共働)の家・ぴのきお」を訪問しました。知的障害者、認知症老人など12人の入所者(うち一人は通い)とスタッフ、そして河野さんの母親を含めた家族で暮らし、障害者・健全者の隔てなく、ともに毎日を過ごすグループ・ホームです。これこそが福祉施設のあり方と感銘を受けました。

 31日は、宗像市の「風ふくおかの会」で、「イドラット・フォルスク」と「トロプス」のワークショップをしました。8月は24日の岩手県立高田高校のワークショップを入れて、3回やったことになります。

 宗像市の街道カフェ「暖(ぬあん)」で行っている「政治思想カフェ」は9月5日(木)19時から再開です。参加費500円(コーヒーとケーキ代)。

 

原発関連情報(復活です)

1,最近の情報は共同通信のサイトをごらん下さい。

2,御用にも相手にされてはいない御用ジャーナリスト(?)の池田信夫は信用できませんが、彼の記事の論調が最近変化しています。東電の今の姿と政府の無責任体制を招いた張本人の経産省官僚松永和夫と銀行の関係を書いた点は参考になります。

3,ダイヤモンド・オンラインにはこの問題を別の角度から論じた記事があります。原子力規制委員会が廃炉や使用済核燃料のことまで頭が回っていないこと、すべてを東電にさせることのおかしさなど、妥当な指摘もあります。

4,汚染水問題に対する自民党の動きを河野太郎氏がブログ記事に書いています。

5,河野氏関連でもうひとつ。議員立法を阻む慣行のおかしさを批判した記事です。

6,福島原発事故の避難者で要介護者が増加しているという記事です。

7,政府が東電まかせにせず汚染水対策に乗り出すことを決めましたが、それを邪魔するのが財務省とメガバンクという記事です。

8,汚染水問題について、「私設原子力情報室」の考察()です。

9,もれ続ける汚染水が海洋環境と漁業資源にいかに被害を与えているかを日本のメディアは隠していますが、ドイツ・ヴェレの記事の翻訳(前編後編)です。

10、汚染水問題に隠れて、福島では除染廃棄物の焼却が住民の反対を尻目に始められたという「オルタナ」の記事です。
そしたらさっそく事故があり、いいかげんな対応が明るみに出ました(記事1記事2)。

11、河北新報による特集連載記事「消えた原発計画」です。原発をめぐる地域の住民投票がテーマです。

12、シリア情勢で、はやり化学兵器を使ったのは米国が支援する反政府勢力だということが明らかになっています(記事1記事2,。

 

2013年8月16日

 8月3日の兵庫県明石市でのワークショップは成功裏に終わりました。25名ほどの参加者で、協会会員のKさんもおいでになりました。

参加者のみなさんと

 岩手県北上市で、8月25日(日)14時から談話会「デンマークの教育・社会・エネルギーに学ぶ」が行われます。主催 うりずんの会、会場カンパ500円。会場は北上市総合福祉センター会議室です。幹事の清水が、政府ではなく市民が力をもち、自立的に行動するデンマークの教育・社会・エネルギー政策などについて語ります。お近くの方、どうぞおいで下さい。参加希望者は当会までお知らせ下さい。

 宗像市の街道カフェ「暖(ぬあん)」で行っている「政治思想カフェ」は8月はお休みです。9月5日(木)19時から再開します。

7月18日の政治思想カフェ
ノルウェーの若者二人から北欧の政治事情を聴く。

 協会福岡談話会は8月実施は厳しそうですので、延期します。

 

2013年7月25日

 9月に延期していたチューラ・フランク来日の企画ですが、チューラ自身は9月に来るものの、諸事情ですぐにデンマークに戻らなければならず、企画は来年3月初旬に再度延期することになりました。お詫びします。日程が決まりましたら、またお知らせします。

 下にお知らせした北上市での企画も実施が決まりました。8月25日(日)午後2時からです。また8月31日(土)10時-12時は、風ふくおかの会の8月定例会で、イドラット・フォルスクを行うことになりました。8月半ばに、協会福岡談話会も企画中です。以上の企画の詳細は、決定次第お知らせします。

 

2013年6月30日

 あいかわらず忙しくて息切れ気味です。

 8月3日(土)、兵庫県明石市で、古い友人児島一裕さん(グローバル・ネット)のお招きで、幹事の清水がお話をします(チラシ)。デンマークのこと、原発のことなどをお話しします。デンマークの遊び「イドラット・フォルスク」も少しします。参加費が有名人並みに高いのが難点ですが、これは少ない人数で私の交通費を出すためです。夜の交流会だけでもOKです。お近くの方、おひまならどうぞ。

 また8月25日(日)にも岩手県北上市で「デンマークの教育・社会・エネルギー」について幹事の清水がお話しする計画も進行中です。1985年に原発拒否を宣言し、2050年に化石燃料をゼロにするデンマークのエネルギー政策などにも触れます。

 

2013年5月30日

 例年5〜6月は多忙なのですが、今年はそれに出版物の校正、原稿など加わって、更新の時間がとれません。しばらくお休みをいただきます。ご容赦下さい。

2013年4月28日

 諸事多忙でなかなか更新できませんでした。

 21日に宅老所「よりあい」主催の「老人ホームづくりの集い」に参加してきました。いよいよ「よりあいの森」に「よりあう・もちよる・わかちあう」小規模老人ホームをつくろうという決起集会です。150人ほどが集まり、熱気に包まれていました。

 

 原発関連情報

 アメリカ政府が六ヶ所の操業開始にあたり、「プルトニウムがたまる」と懸念を示したという報道がなされましたが、 原子力委員会の鈴木達治郎委員長代理の報告書によれば、プルサーマル燃料でプルトニウムを減らすことを要求しており、政府と電力会社はプルーサーマル炉を再稼働させることになります。伊方と玄海がその対象です。これについて指摘したブログもあります。

 昨年3月11日には、私はドイツ・グローナウの福島集会に参加しましたが、ここのウラン濃縮工場はヨーロッパ最大で、多国籍企業URENCO社のものです。このURENCO社の三分の一の株をもつ英国政府が手を引き、その株を東芝やフランス・アレバ社が購入するかもしれないという記事です。原子力ムラはなくならないということです。

 しかし、日本国内の新規原発建設はむずかしいとみて、重電企業はガス・コンバインド発電などに目をむけています(記事)。この分野でも経産省と組んで、新たな利権共同体を形成するのでしょう。重電企業と電力会社の蜜月もヒビが入っていることがわかる記事もあります。

 日本とアメリカの原子力ムラの関係と構造を、吉岡斉さんの著書などを参考にしてわかりやすく説明したブログです。どこが一番暗躍しているかがわかります。

 いまあちこちで話題になっている「福島県 真実の報告書」です。マスコミが伝えない現地からの実情の報告となっています。

 東電の福島原発事故賠償金事業に、派遣社員として潜入したライターのルポが「週刊朝日」に掲載されています。

 原発事故対応労働者たちの実態も「週刊SPA」の記事があります。

 毎日新聞の「クローズアップ2013:福島、子供の甲状腺検査 高まる県民の不信」と「山下俊一氏へのインタビュー」です。前者については、福島県が事実ではないと抗議したということですが、実はそうだったことがOur Planetの記事でわかります。それらをまとめたブログです。

 福島第1原子力発電所の廃炉作業を調べていた国際原子力機関(IAEA)のレンティッホ団長は、30〜40年で廃炉は無理だと東電・政府の計画を暗に批判したという記事です。これについて、ニューヨークタイムズも記事を書いています。

 鹿児島県南大隅町の町長と謎のフィクサーが話題となっていますが、これについてのルポライターの記事と、ずっとこの問題を追いかけていたHunterの最新記事です。

 脱原発大分ネットワークが、哲野イサク氏らを招いて、3月に放射能の学習会を開きました。そのときの報告「反原発運動は、とりわけ反被曝運動でなければならない」とレジメです。

 自民党がいよいよ参議院選で「再稼働」を公約として出したという記事です。

 それ以前から、安倍首相は大手マスコミの懐柔のために、新聞社幹部との料亭での会合を重ねているという赤旗記事です。

 内田樹氏がわかりやすく原発の問題を東北の歴史的な背景から述べた記事「東北論」です。毎日新聞の夕刊記事でも内田氏が一番よいことをいっています。

 

2013年4月11日

 「政治思想カフェ」(チラシ)は4〜5人の参加で、18日より始まります。まだ参加できますので、どうぞ以下のページから申し込んで下さい。テキスト・コピーをお送りします。

 9日に、第二宅老所「よりあい」を訪問し、またいろいろとお話をうかがいました。そして、少しだけですが、お年寄りとスタッフのみなさんと場をともにし、なごんできました。これがまた楽しい時間でした。21日14時からももちパレスで「よりあいの森」特養建設に向けての会議があるそうで、参加することになりました。

 原発関連情報

 植田和弘京都大学教授が、「新エネルギー政策の全体像提示に避けては通れない三つの要因」という記事を出しています。とくに「廃棄制約(廃物を棄てられないという制約)」は原発の場合重要です。日本の原発は推進派でももう動かせなくなっています。

 廃棄制約のごまかしは、除染にもあらわれています。除染をしても、福島県から放射線は消えることはありません。その問題を古賀茂明氏が指摘した記事です。

 福島原発の貯水槽汚染水漏れにかんし、ストロンチウムがどれだけ洩れたのかを独自に計算したブログです。

 漏れ出した汚染水には一リットル当たり2.9億ベクレル、1000種以上もの放射性核種が含まれていたと推定しているル・モンド紙記事の翻訳です。

 汚染水漏れにかんして、東電と貯水槽を設計した建設会社の食い違いを指摘した毎日新聞記事です。東電のいいかげんな姿勢がよくわかります。

 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)ドイツ支部 アレックス・ローゼン博士が公表された国際機関のデータから、福島の健康被害を計算した論文「福島原発事故による健康への影響」の部分訳です。

 これに関連して、「フクシマ災 害の後:メルトダウン寸前の家庭(After Fukushima: families on the edge of meltdown)」と題された「The Guardian-オンライン」の記事の翻訳です。

 自民党の福島県議会議長が赤旗に出て、「再稼働なんていいかげんにしろ」と政府や自民党に憤っているという記事です。沖縄と福島の自民党は、自民党本部がいう「保守」「愛国」「郷土愛」などが嘘っぱちで、売国奴であることを痛感しているはず。

 その自民党が原発をどう考えているのか、毎日新聞の連載記事「この国と原発第8部」です。

 事故のあと福島原発から海へ流れた汚染水が、現在どの程度魚介類を汚染しているのか、政府データと独自調査のデータをもとに、東京海洋大がまとめた報告書です(PDF書類)。一つの参考にはなるでしょう。

 がれき受け入れを拒否ししても、環境省が勝手に補助金をばらまいたという記事です。基本的に復興予算を無駄遣いすることした考えていなかったということです。

 断層問題で、敦賀原発の廃炉が予想されますが、日本原電が電力各社のさらなる経営悪化を招く「パンドラの箱」であることを指摘した記事です。

 「原子力規制を監視する市民の会」のアドバイザリーグループ 5人の元原発技術者が「新安全基準骨子案」の問題点を暴いたIWJの動画の書き起こしです。

 2050年までに北海道の電力をすべて再生可能エネルギーに転換することを目標に掲げる「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト」の記事です。たしかに北海道ならこの可能性はあります。再処理工場のある六ヶ所村も、実は再生可能エネルギーの本場でもあることはこのシリーズの「青森編」の記事でもわかります。しかし、このような大規模なプロジェクトよりも、秋田などで試みられている市民共同発電の形式が望ましいものです。

 最後に、「アベノミクス」がもてはやされていますが、それをほめたというジョージ・ソロスが、実は「日銀が日本を滅ぼす」という日本売りを説いたという記事です。

 

2013年4月2日

 4月18日より、協会幹事の清水がファシリテーターとなって、「政治思想カフェ」を宗像市の街道カフェ「暖」で行います(チラシ)。興味のある方、どうぞご参加下さい。申込や問い合わせは以下のページから、送信して下さい。

 31日(日曜日)に、日田に行き、アムネスティ・インターナショナル日田支部の主催する「月もひとりか」古川泰龍回顧展に友人といってきました。その帰りに、日田ウッド・パワー発電所も見てきました。ここは個人の見学はできないので、中に入ることはできませんでしたが、周辺からいろいろな情報を得ることができました。

 原発関連情報

 それに関連して、発送電分離が閣議決定されたというニュースです。自民党ですので電力業界から骨抜きにされる可能性もありますが、官僚たちはすでに準備を進めてきたので、もう以前には戻せません。

 固定買取価格制度はすでに決まっていますが、日田のウッドパワーなど、買取価格が上がった分、官僚たちは燃料の木材供給者の認定制度をつくり、買取価格も上げたということです。許認可制度をつくり、中間に業者に認定団体をつくらせるというのは、官僚の権益がまたできるということで、典型的なやり口です。

 特定規模電気事業者(PPS)は、現在、「エネット」が特定規模電気事業者のシェア50%以上をもつとされています。NTTファシリティーズ、東京ガス、大阪ガスの三社が共同出資する会社です。また丸紅や三菱商事(ダイヤモンド・パワー)など商社が入り込み、石油と同じくエネルギーでの市場影響力を確保しようとしています。原発、石油などと並び、再生可能エネルギー分野も官民の利権体制が築かれつつあります。

 これらの動きに対し、市民の側でどうすればよいかは、ドイツなどが参考になります。ドイツではエネルギー生協が再び脚光を浴びています。また再生可能エネルギーで自治体がうるおっていることを再生エネ総研が報告(その6その7)しています。

 ドイツ関連で、広瀬隆さんと山本太郎さんがシェーナウを訪れているという記事です。

 ドイツ関連でもう一つZDFの福島二周年ドキュメント番組です。除染・甲状腺ガンに焦点を当てています。

 安倍内閣になり、山口県知事の様子見がはなはだしくなっています。毎日新聞記者の批判的記事です。

 福島第一原発一号機は事故のときの最初の注水の9割がもれていたということをテレビ会議映像からわかったという記事です。全映像公開が求められます。

これに関連して、河北新報の特集連載記事「東北から問う原発 第7部・検証テレビ会議」()と「隠蔽 無責任 生々しく/検証、東電テレビ会議」です。

地球の子ども新聞」が日本の汚染地図を出しています。

 2月に福島では1万8680MBq/km2もの放射能が降り注いでいたということが、環境省のデータから判明したというブログ記事です。

 31日、東大農学部の弥生講堂一条ホールで「原発災害と生物・人・地域社会 福島の事故でわかってきたこととこれからの課題」と題するシンポジウムがあり、飯舘村の住民のお話が報告されています。かなりの被曝がうかがえます。

 「星の金貨」に英インディペンダント紙の「あれから2年、そしてこれから40年…目には見えない、無味無臭の敵との戦い」が訳されています。

 

2013年3月22日

 原発関連情報

 スイス・インフォが、ジュネーブの3.11集会を伝えています。また、「フランス猫」さんのサイトがルモンド紙のジュネーブ集会の記事を翻訳しています。

 福島第一原発の停電事故について、ロシアの報道は「メルトダウン」手前だったと報道しているというブログ記事です。

 それにかんして、田中三彦さんのラジオでの見解です。

 御用新聞といわれる「福島民報」ですら、今回の事故で県の対応を批判しています。

 同じ地方紙でも、伊方原発を抱える愛媛新聞は、社説で再稼働を急ぐ原子力規制委員会の対応を批判しています。伊方原発の再稼働のときでも、大いに健筆をふるってほしいものです。

 伊方が狙われているのは、この記事を読んで下さい。またこのサイトの日米原子力協定についての記事も注目すべきものです。脱原発運動はこの協定の撤廃あるいは改訂を訴えなければなりません。

 3月10日前後に、関東地方で大規模な煙霧が発生しましたが、これは地表にあるセシウムやストロンチウムなどを巻き上げ、再び空から人々を汚染するものであることを、誰も指摘しません。それを指摘したブログです。

 原発維持に11兆円もかかることを検証した東京新聞記事です。また、原発を廃炉にしたら、電力会社の会計が破綻することを論じた記事です(1から読んで下さい)。論者のいうように、欠損分を国が補償して、即時廃炉にすべきでしょう。電力会社も電力自由化になればもう原発は採算がとれないことは知っているので。

 ダイヤモンド・オンラインが最近、充実した記事を掲載しています。がれき処理に反対する人々への不当弾圧を負っていった連載記事のリストです。下地さんの逮捕の記事などがあります。

 烏賀陽弘道氏が、斑目元原子力安全委員会委員長にインタビューした記事です。三回ありますので、第一回第二回も読んで下さい。聴く価値のない内容もありますが、当事者の弁として参考になるかもしれません。

 結局、NHKの堀潤アナウンサーは、局内での弾圧のため、辞職をすることになりました(記事)。NHKの体質がわかります。

 経産省前のテントは、国が損害賠償請求をしてきましたが、経産省が店などの商売をやっているわけでもなし、何の損害があるのか不明です。そのまとめ記事リストです。「賛成」コメントは無視して下さい。

 「熊取六人組」がドキュメンタリー本になりました。けっこう評判がいいようです。

 「星の金貨」が、「実録『トモダチ』作戦・第1部[第3回]米国防総省が明らかにする日本の汚染」を掲載しています。この調査を始めた当時から知っていましたが、その報告書が出ています。また、このサイトの【 心をこわされてしまった人々 : 福島の放射線 】(前編後編)も興味深い記事です。

 

2013年3月14日

 9日に「よりあいの森」をウィンドファームの中村隆市さんと訪問しました。暑いくらいの陽気の中で、宅老所「よりあい」の創設者下村美恵子さんと代表の村瀬孝生さんと談話して、気持ちのよいひとときを過ごしました。今後も支援や交流をしていく予定です。

  

  「よりあいの森いちにちカフェ」の入口     村瀬孝生さん、下村美恵子さんらと       いちにちカフェの庭 

 10日には、「さよなら・原発 福岡集会」に参加しました。グルントヴィ協会関係者は7名もいて、協会の旗を見て、どんな組織ですかと尋ねる男性が3人もいました。

 

 デモの様子               協会関係者

 原発情報

 さすがに3.11前後には多くのメディアが特集や記事を挙げています。すばらしいサイト、スイス・インフォの福島関係の記事です。「福島の人は、口には出さないが皆不安を抱えている」と現地住民のアンケートの声「毎日、放射線、放射性物質との戦いです」

 すぐれたドキュメンタリー「原発20キロ圏内に生きる男- Alone in the Zone」です。これは必見です。

 アメリカ人の撮ったドキュメントもあります。「サバイバル・ジャパン〜3.11の真実〜」

 フランスのルモンド紙の記事の翻訳です。

 福島県のいわき市の学校ではどういうことがなされているかを報告したブログです。市や県職員が自分の子どもが甲状腺異常を起こすようなことがあっても、こういうことを続けるのかと疑問です。

 福島大の清水修二氏が講演会で「原発事故で1人も死んでいないというのはうそ。大変な人的被害だ」と述べたという記事です。

 ライター・木野龍逸氏が「環境省発表の甲状腺検査の速報値」の問題点を指摘しています。

 ダイヤモンド・オンラインの「100ミリ・シーベルトまで安全」は本当か?」は、政府や行政、御用学者たちの安全説を批判しています。

 NHKの堀潤アナウンサーは事故当時から、市民の側に立ったツィッターを流していましたが、しばらく休職し、アメリカで原発のドキュメント映画をつくるなどして、また仕事に復帰したということです。その彼が、NHKの報道の批判をみずからしたという記事です。彼の記録映画については、こちらの記事があります。

 東京新聞の特集記事です。さすがに力が入っています。「福島第一原発 遠い収束」原発ゼロ 三つのかぎ」「行き場ない核のごみ

 河北新報の記事はこちらのリストを見て下さい。

 いわき市の市民1650人が国と東電相手の過去最大規模の原発被害訴訟を起こしたという記事です。

 日本原電が原発停止中でも高収益を挙げていることは既報の通りですが、それについての詳しい記事です。

 「星の金貨」のドイッチュ・ヴェレの記事の翻訳です。

 「市民研通信」第16号が掲載されています。

 

2013年3月5日

 2月25日の協会福岡地区談話会は7名の参加で、楽しく意義ある時間を過ごせました。3月9日は11時30分くらいに「よりあいの森」を訪問予定です。興味のある方はぜひどうぞ。

  原発情報

 福島原発の問題の一つとしてたまり続ける汚染水を海洋投棄せざるをえない問題があります。基準を守れば、半世紀以上かかります。木野龍逸さんのブログの記事です。これにかんして、河北新報の記事です。すでにこれまで放出した汚染水などにより、海底土が汚染されていることは東京新聞記事でもわかります。報道ステーションでも採りあげられています。

 汚染水処理の外国企業も素性があやしいもので(記事)、日米の軍事的なコネクションが背景にあるようです。

 汚染水のみならず、除染した汚染土もまだそのままという記事です。福島県民は海と空の両方から、放射線に苦しめられる現状がわかります。

 推進側ですが、日本原子力研究開発機構の出した最近の報告書「福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の第二次分布状況等に関する調査研究」です。東北・関東などの汚染状況が地図でよくわかります。政府側データとして、行政との対応など、使い方では役に立つものになるかもしれません。

 ラジオ・フォーラム「小出ジャーナル」3月2日分の書き起こしです。福島県の甲状腺異常に触れています。これにかんしては日本のメディアよりも、ロイター通信などの外国の報道の方が参考になります。

 福島在住の方々の"今"を伝える『福島のみなさん 〜収束の日まで〜』で、南相馬市の安心安全プロジ­ェクトの代表・吉田邦博さんのお話です。 とくに東大の医学部から来ている児玉龍彦氏、坪倉正治医師の問題点、白血病が現地で増えているらしいことなど、報道が伝えない現地の事情がよくわかります。

 WHOの報告書をグリーンピースが批判する声明を出しています。原文はこちら。原文の最後にあるWHOとIAEAの癒着についてはこちらを参照して下さい。

 安倍内閣の「エネルギー調査会」委員が批判派を排除する露骨な人事ということはすでに周知のことですが、それについて信濃毎日新聞の社説がマスコミにしてははっきりと批判しています。

 河北新報の「核燃料サイクル」連載記事です。また、同じ河北新報の連載記事「旧満州移民と原発避難」も読んで下さい(一覧)。

 東京新聞の連載「日米同盟と原発」の最近の記事追加もあります。

 東アジアが誇る美人女優として有名な台湾のリン・リーチンさんが、原発反対の市民組織に加入したという記事です。彼女と吉永小百合さんが日本の電力会社幹部に原発を止めるようにいえば、かなり効果があるのではないでしょうか(笑)。

 開沼博氏へのインタビュー記事です。彼の問題点は、いつも市民運動側をエゴだと批判して、ほんとうの敵である福島を植民地化した政府、行政、財界、地元経済団体への批判がないことです。そして、そういう中で厳しい闘いをしてきた地元の運動を無視していることも。80年代以降に知的訓練を受けた世代に共通する欠点です。

 伊方、玄海、川内と再稼働準備を進めていますが、それでも来年になるという共同通信の記事です。

2013年2月19日

 2月25日(月)19時より、福岡市渡辺通近くの「Terra小屋」にて、第二回協会福岡地区談話会を行います。幹事の清水による下に紹介した二ヶ所の高齢者施設の訪問談と参加者の近況報告などを挟んだ夕食会です。費用は酒代込みで1,500円程度です。会員でなくても参加できますので、参加希望者は、23日(土)までに、幹事までメール下さい(フォームの形式をご利用下さい)。

 原発情報

 昨年参加したドイツのグローナウでは、福島二周年集会とデモがあります。もちろん、福岡など各地でも行われます。

 グリーンピースが報告書『福島原発事故 空白の責任――守られた原子力産業』を発表しました。既存の原子力損害賠償制度の不備を分析し、原子炉メーカーなど原子力産業が原発事故時の損害賠償責任を免除されており、その代償を最終的に国民が負担するという「制度的不公平」を問題にしています。報告書要約はこちら(PDF書類)。原子炉製造責任をメーカーに質問していますが、その答えもお決まりのものです。

 東京電力が、放射線への不安を抑えるために、元イギリス原子力公社のディレクター、バーバラ・ジャッジを雇ったというニュースです。ウェブ翻訳はこちら

 河北新報が、北欧のエネルギー特集「北欧の選択」の記事を掲載しています。第一回第二回は、フィンランドのオンカロ、第三回第四回はデンマークでの原発建設中止と再生可能エネルギーです。第三回の内容は前にNHKが11年の11月に放送したものと同じです。デンマークの風車産業も厳しいことが語られています。規制緩和で発送電分離をすると、市場も発電、送電も厳しい競争が待っています。

 上関原発をめぐり、県は自民党政権のゴーサイン待ちで、電力会社にほんとうに実現できるかどうかの質問書を何度も送っていることが市民団体の情報公開請求でわかりました(記事)。

 おしどりマコさんが、福島原発医療班の元看護師染森信也氏にインタビューしています。子どもたちが避難すべきあること、子ども・被災者援護法に、原発作業員が入っていないこと、今も放射線被害を受け続ける原発労働者のことなど、傾聴すべき内容が多々あります。

 ウェブには一部しか載らない東京新聞「こちら特捜部」記事「電力OB・社員が連絡会で訴え」を掲載したブログです。Kさんも参加されたのでしょうかね。

 TBS「報道特集」の「原発事故の陰で日米同盟に生じたヒビ」の動画です。横須賀の放射線量の高さなど、当時明らかにされなかった事実などがあります。

 福島市であった政府と周辺12市町村との意見交換会に出席し、福島県知事が現在の基準値が高いので、放射線量の新たな安全基準策定を政府に要請したという記事です。住民の健康のことを何も考えていません。同じ推進派知事でも新潟県知事の方がまだましですね。

 国会事故調査委員会の委員長だった黒川清氏への毎日新聞のインタビューです。「お上頼みが強い日本で、国家的課題について、完全に行政府から独立した調査委員会が立法府に設置されたのは、長い憲政史上で初めてだった。民主主義のあるべき形の一つが実践された画期的な経験でしたが、その意義があまり理解されていないのは残念です」という言葉は重要です。

 その国会事故調の調査を東電がウソをついてさせなかったことが明るみに出たのは、当事者の一人であった伊東弁護士が東電のサイトで見た写真がきっかけでした。その顛末です。

 原発を止めるのは倫理問題だというイギリス・ガーディアン記事を「星の金貨」が訳しています。

 毎日新聞のエネファーム紹介記事です。100万円くらいになり、補助金などつけば、これが一番の省エネ対策になるはずです。

 

2013年2月12日

 2月8日、第二宅老所「よりあい」を訪問し、施設長の村瀬孝生さんにお会いして、お話を聞きました。現在の高齢者福祉の問題、住民自身がもう一度地域のコミュニティを再構築しないかぎり、行政や民間事業者任せでは先行きが真っ暗になることなど、共感する内容がたくさんありました。彼らは現在、よりあいの森プロジェクトを進めています。協会も何らかの形でかかわっていきたいと思えました。

   

     第二宅老所「よりあい」        「よりあい」に集う高齢者たちとスタッフ        村瀬孝生さん

原発情報

 「星の金貨」が英ガーディアン紙に乗った「フクシマの50人」の記事を訳しています(第1回第2回第3回)。彼らが会社を離れて語るということはおそらく困難なのでしょう。考えさせられます。

 その彼ら、そしてあとに対応をしている作業員たちの必死の努力にもかかわらず、福島原発はどうしようもない状況に直面していることを明らかにしたブログ記事です。

 その福島の東電社員とその家族への補償を打ち切るという記事です。東京電力は「会社が社員をかえりみず、会社の存続だけを考え、最低責任である補償すら果たさない」会社であることはたしかです。

 首都圏では放射性の浄水発生土や焼却灰の保管場所がなくなっているという記事です。また、汚泥の高線量も報告されています。

 中国からの大気汚染、そして放射能汚染に有効なマスクがあるそうです(Amazonでの購入はあまりお勧めしませんが)。

 「トモダチ作戦」に参加した米軍があまりの高線量の汚染に厚木基地を放棄する可能性もあったことを暴露した記事の紹介です。この通りだとすれば、首都圏は多大な被曝をしていることになります。

 原子力村の復権を伝える東京新聞記事です。ウェブ版には一部しかありませんが、全部書き起こしています。

 日総研が被災三県の医師の意識調査をしましたが、その中の福島の医師の声を紹介したブログです。

 NHKで放映された「"核のゴミ"はどこへ 〜検証・使用済み核燃料〜 」の動画です。これについての批評ブログです。

 福島の伊達市の子どもがホールボディカウンターで、6000ベクレルを記録したことを福島老朽原発を考える会(フクロウの会)が発表しました。

 民主党政権を困らせるために規制委の独立性を自民党が主張し、実現させたが、今はそれが足かせになっているという記事です。規制委はとても支持できませんが、政府よりはましというところに日本の政治の愚かさが出ている気がします。

 NHKで放映された福島原発事故の際の放射性ヨウ素131による汚染状況をもとに、これを川内原発にあてはめた図と考察です。

 首都圏反原発連合(反原連)がリーフレット「ノーニュークスマガジン」を配布したという赤旗記事です。

 毎日新聞の力の入った連載記事「虚構の環」です。再処理工場計画を中止しようとした勢力を推進勢力がいかに弾圧したかが語られています。

 

2013年2月1日

 1月21日、福岡市の高齢者福祉小規模多機能施設「めおといわ・ゆい」を再度訪問し、堤地区の高齢者支援の取り組みに参加してきました。「認知症サポーター講座」「新年会」などいろいろな企画があり、地域で高齢者を支え、孤独にしない試みが地域住民によってなされていることに感銘を受けました。

  

認知症サポーター講座のワールドカフェ     小規模多機能施設「めおといわ・ゆい」    地区の高齢者を交えての新年会

原発情報

 命よりも金が大事な推進勢力の攻勢が激しくなっています。推進勢力とはいえ、科学的な見地に少しこだわる分、規制委員会がましに見えるほどです。

 福井知事が原子力ゼロ政策の見直し、再稼働に伴ういろいろな利益誘導を首相に要望しています。別記事もあります。敦賀市長などは規制委を批判しています。島崎委員長代理にもいろいろな圧力がかかっているという報道です。九州でも金の亡者団体が再稼働を要望しています。

 最近大手新聞がやたらとフィンランドの最終処分地オンカロの記事を出しています(1から5まで読めます)。電事連による記者の取材旅行でもあったのでしょうか。

 原子力村のいい分が原子力学会誌「アトモス」の最新号で読めます。

 原子力新安全基準の骨抜きを検証した毎日新聞記事です。新安全基準は規制委員会のページにあります。

 電力会社は値上げの公聴会を開きながら、寄付金は依然として多いことを指摘したブログ記事です。しかも関西電力は内部留保は2兆6213億もあるのです(記事)。日本企業の内部留保の異常な多さはとりもなおさず、失われた20年、デフレ経済、労働者の低賃金を意味します。

 東電がまたもや汚染水を海に流そうとしているという記事です。これは当初からわかっていたことで、なぜ対応しなかったのか。

 福島疎開裁判のサイトが松崎医師の意見書(4)を公開しています。取手市でも子どもたちの心電図異常が認められるそうです。

 福島の子どもたちの疎開、保養を制度化しようと福島の市民が動いているという記事です。

 マンガ『美味しんぼ』で「福島の真実」シリーズがスタートしました。田中優さんが関与しているので、内容は信頼できそうです。また、平松伸次さんも反原発マンガを書いています。

 なのに、NHKの大河ドラマ『八重の桜』は復興予算を使っているとか。NHKが復興予算の無駄遣い番組を制作しながらこのていたらく。

 「復興」をスローガンにすることがいかにうさんくさいか、毎日新聞が東京オリンピック誘致に関連して批判的記事を書いています。

 

2013年1月19日

 3月11-13日のチューラ・フランク(Thyra Frank)来福計画が9月に延期になりました。11時間のフライトは無理とドクターストップがかかったためです。135キロのチューラは20キロ減量して、最高190の血圧を下げるまで長時間の飛行はできないそうです。9月に厚生大臣といっしょに来日するそうなので、そのときまで延期します。

 18日には福岡市の高齢者福祉施設「めおといわ・ゆい」を訪問しました。21日にも再度行き、地域ぐるみでの高齢者のケアの様子を見てきます。最近は、チューラの来日もあって、高齢者福祉の勉強をしています。

 原発情報

 市民研通信12月号がウェブ公開されています。中でも昨年8月の東大でのシンポジウムの記録は興味深いものです。馬上氏の「東日本大震災以降の我が国エネルギー政策の課題」も簡潔なまとめとして有益です。

 木村真三さんが静岡での13日の講演で話したことのツィッターまとめです。現地に住み、そこの事情をよく知る人なので、傾聴すべき内容があります。

 東電に99億円請求した被ばく米兵8人の代理人弁護士へのインタビュー記事です。「調査していくうちに、ほかの乗組員のなかにも具合の悪い人がいることが分かった。何かに集中できなくなったり、体重が急増したり、逆に体重が約14キロ激減したり。激やせした女性は、胆のう摘出の手術を余儀なくされた。腸からの出血や鼻血、甲状腺に問題が生じた人も複数いる。原告は、全員20代の若者だ」という箇所などは重要です。米軍は否定しているということも。

 アメリカの学術誌は、日本の核燃料再処理を禁止することをオバマ大統領に求めているという記事です。

 18日の福島集団疎開裁判の記者会見書き起こしです。中学生が着ている服が500ベクレルを超えるということです。

 福島集団疎開裁判のサイトでは、福島の親の声を掲載しています。下に続きのページへのリンクがあります。

 田中龍作ジャーナルが東京都であった山下俊一氏の講演会の模様を報告しています。

 電力の恩恵を大都市部がどの程度受け、どのくらいたくさん核のゴミを地方に押しつけているか、使用済核燃料の量に換算した東京新聞の記事です。

 グリーンピースの最近の魚の汚染調査の報告です。幸いひどい汚染の魚は出回っていないようですが、今後も注意しなければなりません。

 京都に「NONベクレル食堂」ができたという記事です。新しい起業のスタイルとして、脱被曝の食品、日用品などを扱うというのは可能性があるかもしれません。

 沖縄と福島、棄民化される二つの地区の縁を描いた中日新聞の連載特集「犠牲の灯り」です。「エイサー」は福島の念仏踊りが起源と初めて知りました。

 

2013年1月13日

 新年最初の更新です。本年も協会のご支援お願いします。

 3月11-13日のチューラ・フランク(Thyra Frank)来福計画が少しずつ具体化してきました。11日には、福岡市の高齢者施設、宅老所「よりあい」と「めおといわ『ゆい』」を訪問します。12日夕は宗像市の「暖」で談話会、13日午後は太宰府市の筑紫女学園大学で公開講演があります。決定しましたら、またお知らせします。運転手のボランティアを捜していますので、関心ある方は幹事までお知らせ下さい(リンク先のメール・フォームをご利用下さい)。

 原発情報

 政権交代し、年末年始が重なったこともあり、大きな動きはありません。自民党は参議院選挙までは露骨な推進姿勢は出さないと思われます。現在は、業界、官界と着々と7月以降に動き出せるように、根回し中でしょう。

 玄海原発脆性問題の指摘で知られる井野博満さん(東大名誉教授)が昨年11月、湘南科学史談話会で話したときのスライド(PDF)です。これまでの整理と今後の問題点、そして井野さんの自分史が語られて興味深い内容です。

 小出裕章さんの「ラジオ・フォーラム」書き起こしです。

 政権交代しましたが、鹿児島の伊藤知事は脱原発方針を変えないという記事です。どこまで信用できるかはわかりませんが、県民の側に立った判断ではあります。

 チェルノブイリ原発事故の健康影響を分析した英語の報告書「チェルノブイリの健康影響−原発事故後の25年」を、常総生協(本部・守谷市)の組合員たちが1年がかりで翻訳し、出版にこぎ着けたという記事です。これはすばらしい。

 福島市の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」が歩いてより詳細な汚染マップをつくっているという記事です。これが当たり前で、本来は行政がすべきことです。

 昨年、衆議院調査団がチェルノブイリなど三ヶ所を視察し、その報告書が衆議院のサイトに出ていることを「福島集団疎開裁判」が知らせています。

 アメリカではシェールガスの開発で再生可能エネルギーの発展が止まるという記事です。しかし、シェールガス採掘は環境汚染のおそれのために禁止するところも多くあります。

 ドイツでは、太陽光発電が原発23基分に達したという記事です。

 福島4号機はプルトニウム239生産に特化されていた炉ではないかという分析です。槌田敦さんの講演などをヒントにしています。また、日米原子力協定についての記事も参考になります。

 

フォトシネマ「生のための学校」

フォトシネマ「聖イブス・スクールとデンマーク」

 


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