講演会「東海村ウラン加工施設での臨界事故を検証する」

9月30日、茨城県東海村にあるウラン加工施設 JCOで起きた臨界爆発事故はチェルノブイリ以降、最大・最悪の原子力事故となりました。事故から2週間以上が経ちましたが、いまだに臨界の規模、放出された放射蟹の種類や総量、周辺の人々の被曝の実態など、確かなところは伝えられていません。

20時間に及ぶ臨界状態とは一体何を意味するのか?
16kgと言われるウランのうち、どれだけが核分裂し、どれだけの放射性物質が発生したのか?
目の前で核爆発を見た従業貝の被曝量は…。
中性子線・ガンマ線とはどういう放射線なのか、その殺傷力は?人の血液や食塩から中性子と反応して生まれたナトリウム24が検出された。その意味は?
原発の老朽化、電力の自由化に伴う効率化・手抜き検査、目前に迫ったプルサーマル、臨界事故から何を学ぶのか!

とき:99年11月16日(火)午後6時30分〜午後9時

場所:北九州市女性センタームーブ
小倉北区大手町11-4
TEL093-583-3939

講師:小出裕章さん(京都大原子炉実験所)
=臨界事故で放出された放射性ヨウ素などの放射性物質をいち早く検出する=

主催:脱原発ネットワーク九州
連絡先・深江守<mfukae@lime.ocn.ne.jp>

報告「東海村のウラン加工施設での臨界事故を検証する