＜＜夏休みの宿題＞＞

上里町中の全小中学生に一斉に課せられる夏休みの宿題がある。

　それは

『人権標語』を考える

である。

その主旨として、以下のような内容のプリントが保護者あてに配られる。

　保護者の皆様へ

わが町では人権意識を高め、差別を解消するための『人権標語』を募集いたしております。そこでこの夏休みに子供さんと一緒に標語を作っていただきたくお願いいたします。
　保護者のみなさまと改めて人権について一緒に考える良い機会ではないかと思われます。

主旨は十分わかるけど、はっきりいってただうっとうしかった。

なんで毎年同じなの？という疑問だけ残った。

子供たちはいちおう考えて提出はした。

妹・作（２年生）

兄・作（４年生）

『わすれない　やさしいきもち　ぜったいに』

『てをつなごう　わらおうみんな　なかまだよ』

『いじめない、良い人間になりたいな』

『差別なし！　みんな同じだ地球人』

来年は、なぜこんな宿題が毎年毎年課せられるのか、

その理由の１つを必ず教えてやろうと思っている。

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