光照寺

西台山光照寺は一遍上人が創立した時宗の遊行寺の末寺である。しかしなぜか山門の冠木(かぶき)と棟木(むなぎ)の間に二重丸に十字四方の紋章がついていて伴天連のくるす門とよばれている。この門はかって南隣にあった東渓院の門を移設したものという。

殉教画家、村田佳代子によれば、光照寺のある小袋谷村には一時期フランシスコ会のキリシタン伝動所があり、家光の弾圧で転んだ元信者の旦那寺となった歴史があるので隠れキリシタンがいたのではという憶測のもとになっているようだ。

東慶寺の聖餅箱との関係も憶測を生んでいる。

kurusu.jpg (8519 バイト)

くるす門

January 29, 2004

Rev. February 7, 2007


トップページへ