パリ、シャンパーニュ、ブルゴーニュの旅

第10日

ヴォー=ド=リュニー、ポンティニー

6月15日(水)、ブルゴーニュ地方観光

昨夕、ヴォー=ド=リュニーのシャトーに到着が遅かったため明け方シャトー内を散策。 心地よい。シャトーの回りはすべて掘りで囲まれているが、昔の納屋か使用人の住宅であったと思しき建物の裏は直接掘りに接している。

シャトー本館

シャトー中庭のプラタナスの巨木

シャトー裏庭に渡る小橋

シャトーのガレージ

シャトーの正門

ヴォー=ド=リュニーからはアバロンのダウンタウンを避け、D944に入りニトリにでる。そこからD91でシャブリに向かう。対向車も来ない麦畑のなかの真っ直ぐな一本道を満喫。

ニトリを過ぎシャブリに向かうD91

シャルドネ種のみから造られる辛口の白ワイン、 シャブリはブルゴーニュの北限にある。シャブリ村にはワインめぐりの観光客目当てのホテルがある。日本でよく目に付くワインだが 、ブドウ畑の面積はあまり広くないとお見受けした。そもそもブルゴーニュのワインは一級品ではあるが作付け面積は小さい方でノルマンディーのカルバドス、地中海沿岸のプロバンス、大西洋岸のコニャックやボルドー、シャンパーニュの方が大きいのである。

シャブリ

ポンティニーもブルゴーニュ・ワインの産地とのことだが、ほとんど麦畑である。ここの修道院は1114年創建のシトー会修道院であるとのこと。8日目に訪問したフォントネ修道院と同じルーツを持つわけである。付属するポンティニー大修道会付属教会(Eglise Abbatiale de Pontigny)はロマネスクからゴチック様式に変る時期に建てられたものであるという。ポンティニーに入るN77の街路樹は時代を経たプラタナスですばらしい。

ポンティニー大修道会付属教会

ポンティニーにも運河が通じており、使われなくなったボートハウスが残っている。駐車場でみかけた小型のトレーラ式小型キャンピング・カーは二人旅行用に便利かもしれないとおもった。ハイマー社の最もコンパクトなタイプのようだ。

ポンティニーのボート・ハウス

ポンティニーでみた小型キャンピング・カー

第8日目にプジュリ村で渡ったブルゴーニュ運河を再度渡り返し、 サン・フロランタンを過ぎてD905の蛇行する並木道をゆく。回りの広大な麦畑との調和がすばらしい。

サン・フロランタンを過ぎてD905の並木道をゆく

 

D905路傍の雑草

サリシールでレストランに入り、臓物ソーセージ(andouillette)の昼食をとった。安くて美味い。昼食に大分時間を費やしてしまったのでサンスに入り、ここから高速のA19、A5経由パリに帰った。パリに近づくに従い、小雨が降ってくる。N104、A104と乗り換えるがA1で事故とか、大渋滞に巻き込まれる。やむを得ずN2、D212と乗り換えてシャルル・ド・ゴール空港 に裏口から帰る。オペル アストラを返却、Ibisロアシィー泊。Ibisホテルは空港内に2つあり、バスを乗り換えてウロウロするはめになった。IbisロアシィーはA1の西側にあるのだ。事前にインターネットのMappyに表示されていたとおりであった。おかげで空港内の地理にくわしくなる。

第10日のコース

ヴォー=ド=リュニー(Vault-de-Lugny)のシャトー発、D944、ニトリ(Nitry)、D91、シャブリ(Chablis)、ポンティニー(Pontigny)の修道院、N77、サン・フロランタン(St. Florenting)、D905、サリシール(Cerissiers)、N60、サンス(Sens)、A19、A5、N104、A104、N2、D212、シャルル・ド・ゴール空港、Ibis Roissy泊 (Hotel Serial No.313)

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July 07, 2005

 Rev. October 14, 2008


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