2010年3月12日、鎌倉プリンスホテルで開催される鎌倉プロバス・クラブ例会会場で何気なく窓の外と見ていると前の七里ヶ浜有料駐車場に駐車したチョッパーに改造した ショベルヘッドのように見えるバイクの傍に一人の若い男が立ってなにやらあわてているなとみていると突然エンジンの辺りから真っ赤な炎がたちのぼった。
ガソリン・タンクからもれたガソリンが過熱しているエンジンにかかって着火したように見えた。夏の炎天下にバイクに乗っているとエンジンの熱があがってきて直上にあるガソリンタンク を加熱することが気になっていた。やはり危惧していたこは起こるのだなと思う。チョッパーとは不要なものを取り払った改造車である。とことんイジクリ回しているので燃料系の チューブかなにかが外れてしまったのだろう。
駐車場内のバーガー屋から消火器を持った男がでてきて炎に向かって消化剤を噴射する。一旦消えたかに見えた炎はしかし、また激しくなり、手がつけられない。人々はただ呆然と遠巻きにしてみているだけ。ここで気がついて携帯のカメラで撮影する。
消火するも再び燃え上がる (アンドロイドで撮影)
そういえばちゃんとしたデジカメを持ってきていることを思い出し、かばんから取り出したころにはタンクからもれたガソリンは全て燃えてしまったらしい。鎮火しくすぶっている程度となる。 ズームして撮影。
鎮火
忘れた頃、消防車がやってきてオーナーと消防隊員と警察が火災の原因を調べていた。
火災原因の究明
バイクの火災はよくあるようで娘も友人のバイク炎上を目撃したという。バイクのガソリンタンクは 重力でガソリンをキャブレターに流下させるためエンジンの上に設置される。それに転倒したときもっとも安全なところでもあるわけで、構造上やむをえないところがある。
March 13, 2010