塩野七生語録

 
シリアル番号 名言
007 私も、悪人であっても能力のある者に支配されるのならば我慢もするが・・・
100 国家の興隆と衰退の要因は同じ
178 無能な味方よりも有能な敵のほうが、役にたつ
179 ・・・誰にも読まれないものを書いて満足しているほど私は傲慢ではない
183 醜い外貌をもった権力は、ほんとうの意味の権力ではない
184 全体主義的な空気を、頭脳の形成期に吸ってしまった人は、一生、自らの頭で自由に判断する能力を、持てなくなる
185 コンセンサスを、ヒットラーもムッソリーニも、昨今の民主主義体制よりはよほど享受していた時期があった
285 どんなに外国語を勉強しても、本人の日本語の能力以上に話せるようにはならない
286 日本人は選択肢を一つしか持たない
287 欧米人は「価値に多様性はない」と言う
288 疑いを持たない秀才より、好奇心を持った劣等生になれ
546 衰退は盛者にのみ許された特権である。
831 学校の成績だけで頭がいいと評される職場は今、全部だめです
832 作家は作戦図がなければ戦闘の場面をかけません。
890 平和には意外にも利己的な面があるということですね
927 善政必ずしも民主政体の独占物ではない
944 ほんとうに恋をした女には、不貞も不倫も不道徳も、いっさい関係なくなるのである・・・
945 女はなぜ、裸になりたがるのか。ここでは、肉体としてのヌードはとりあげない。精神的な意味での裸を問題にするので・・・
947 男が女に魅力を感ずるとは、所詮、その女をだいてみたいという想いを起こすことであり、女が男に魅力を感ずるとは、その男にだかれてみたいと思うことに、つきる気がする
949 ・・・腕輪が手首に冷たくふれ、スカーフがやわらかく首にまきついた瞬間に感じた、春風にも似た優しく官能的な快感は二十年後の今でも、昨日のようにはっきりと思い出す
1024 自分に自信をもつ人だけが、他者に対しても公正になれるのである
1033 人間は、社会的な動物である。他者に必要とされているという自覚は、非常な喜びを感じさせる

 


トップページへ