言語録

シリアル番号 日付

896

2005/03/09


名言 医者には、上中下の3種がある。上医は知識と技術を持っており、これによって病気を治療する。上医は、この世界の宝であり、その功績は宰相につぐものだ。

下医は、知識も技術も持っていない。それゆえに、むやみに投薬して誤診することが多い。薬というものは、人のバランスを崩す。バランスが崩れることにより、病気を治療する。もし薬が病気にあっていなければ、薬は毒になってしまう。

中医は、知識や技術で上医におよばないが、薬をむやみに使用することがいけないことを知っている。それゆえ、病気にあわない薬を投薬することはない。中医は自分の知らない病気に対しては、治療できないし、しないのである。

病気にかかったときは、すぐに治療して楽になりたいが、医者の善し悪しを考えずに治療を受けると、逆に悪くなることがある。悪い医者にかかるくらいなら、自然に治るのを待つ方がいい。

言った人、出典 貝原益見「養生訓」巻第七
引用した人、他 鎌倉プロバスクラブ会長 正山堯(たかし)

医療ミスでの裁判で医者は必ず負ける。したがって、守りの医療となり、大病院にゆくと専門分野をたらい回しにされる。
大学病院は研究機関であり、目的は縦割り分野の研究で沢山の患者のサンプルからある研究成果をまとめて、教授の学会での地位を高めるのが真の目的である。したがって死にたくない人は大学病院には行かないことを勧める。


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