シリアル番号 | 日付 |
1384 |
2010/10/9 |
名言 | 国際法とは処女膜のようなもので、破られるために存在する |
言った人、出典 | 国際法の講義を受けたとき法学部の学生だった川上洋一が国際法の祖フーゴ・グロチウスが「国際法を遵守するのも破るのも各国の自由」と言ったことばをもじって |
引用した人、他 | 川上書簡「中国」にて尖閣列島紛争を語って |
日本が対米開戦前夜、欧米記者との記者会見で津軽海峡と宗谷海峡の航行の自由に関し聞かれた情報局の外務官僚が日本による国際協定の遵守は『条約の締結当時の事情に重大な変更が生じなかぎり原文のまま』(rebus sic stantabus リーバス・シク・スタンタバス)と回答してしまって、しまったと思い直し、記者達の送信をストップさせた逸話が伊藤三郎の「開戦前夜」付録のジョセフ・ニューマンの「グッバイ・ジャパン」抜粋にでてくる。これも同じニュアンスであろう。