シリアル番号 | 表題 | 日付 |
843 |
ニュートラリーノ |
2004/08/25 |
超対称性理論では光子の超対称パートナーのこと。宇宙の質量の25%を占める「暗黒物質」は実はニュートラリーノではないかと考えられるようになった。
電気的性質を除くと粒子と反粒子は基本的じ(CP対称という)だが崩壊の仕方には差がでる。これを「CP対称破れ」という。標準理論では「CP対称破れ」 の指標は0.73であるが、日本の高エネルギー加速器研究機構(KEK)やスタンフォード線形加速器センターの実験で0.43-0.42と出た。超対称性 理論ではこれが説明できる。
標準理論ではクオークなど17種の基本粒子が存在すると考えるのに対し、超対称性理論ではこの倍の基本粒子を考える。ニュートラリーノなど超対称パート ナーを直接見つけるには2007年に完成するCERNの大型加速器が必要になる。
朝日2004/08/25
ビッグバンは137億年前、70億年前に膨張が加速、1,000億年後に宇宙はバラバラになる。宇宙を膨張させる力は暗黒エネルギー。その量は宇宙 の73%、暗黒物質は23%、物質4%。
朝日2011/10/31