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2003/08/19
石が空気にふれて表面が化学変化して着色されることをいう。明るいオレンジ色は鉄の酸化物、茶色や黒はマンガンの酸化物が表面に濃縮されている。石が湿っているほうが岩漆が早く生成するのはバクテリアがマンガン等を酸化してエネルギーを得ているためである。36,000年かかっているとのこと。
ペルーのナスカの線刻はこの岩漆のある小石を裏返したもの。
ー「遺物は語る 化学が解く古代の謎」
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