シリアル番号 | 表題 | 日付 |
582 |
詭弁術(sophism) |
2001/12/31 |
アリストテレスの形式論理学の同一律 (the law of identity)も言葉の定義(definition)を一義的(uniquely,eindeutlich)にしないで二義的(dichtomous)に使うと詭弁となる。これを得意としたのがソフィスト(Sophist)であっため詭弁(ソフィズム)とも呼ばれる。
たとえば
「彼はアメリカの犬である。 犬は動物である。 ゆえに、彼は動物である。」
小室直樹著「数学嫌いの人のための数学」