メモ

シリアル番号 表題 日付

503

グーデンホーフ・カレルギー

2001/5/19

●オーストリアの貴族グーデンホーフ・カレルギー伯爵(Richard Nikolaus Coudenhove-Kalergie ,1894-1972)

●ヨーロッパ憲章を書いた現在のヨーロッパ共同体の提唱者(Pan Europe)

●反ナチ運動の提唱者

●母は香水のミツコの名前の由来となった青山満子(ミツコ)。ヨーロッパ社交界で有名になる。名前はリアルト(栄次郎)

●父は伯爵でチェコの駐日外交官(Count Heinrich Coudenhove-Kalergie,1859-1906)。1892年2月29日代理公使として来日、落馬したとき渋谷の骨董店の娘青山ミツコに助けられ、見初めて結婚。

●グーデンホーフ・カレルギー家はパプスブルグ家に近い名家

●ロンスベルグ城の領主(現在は廃墟)

●妻は年上のオーストリアのユダヤ人の女優イダ・ローラン

●妻がユダヤ人のため、ナチに追われオーストリー、イタリア、スイス、パリ、スペイン、ポルトガルから米国に亡命。

1942年ハリウッドがこの話をカサブランカという映画にした。映画ではオラン、フランス領モロッコの都市カサブランカと逃げ回る。米国の大学の招聘を受けカサブランカから米国に亡命と変更。

●グーデンホーフ・カレルギー伯爵の映画名はビクター・ラズロ(Victor Razro)(ポール・ヘンリード)

●妻イダ・ローランの映画名はイルザ・ラズロ(Ilsa Razro)またはミス・ランド(イングリッド・バーグマン)

●妻イダ・ローランの愛人名はカフェー・リックのオーナー、リック(Richard)(ハンフリー・ボガード)

●サッチモの歌う「時の過ぎ行くままに」がリックとイルザが共有した曲となっている

ー文芸春秋刊、塚本哲也著:「エリザベート、ハプスブルグ家最後の皇女」

ーDVD Casa blanca

Rev. February 10, 2017


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