メモ

シリアル番号 表題 日付

494

エマ・ハミルトン

2001/4/17

1941年英国製モノクロ映画「美女ありき」はビビアン・リーがエマ・ハミルトン、ローレンス・オリビエがネルソン卿を演ずる。アレクサンダー・コルダ監督作品。

ネルソン卿の愛人。鍛冶職人の娘であったが持ち前の美貌でナポリ公国での英国大使ウイリアム・ハミルトン卿の若い妻となり、ナポリ公国の王妃が作る社交界の中心人物となる。その影響力でナイルの戦いの勝機を作った。ウイリアム・ハミルトン卿の帰国命令に伴いネルソンを伴って英国に帰国するが、英国市民に凱旋将軍扱いを受けネルソンは貴族となり上院に議席を得る。ネルソン卿との間に娘1人をもうける。夫の死後はネルソン卿と同居。トラファルガー海戦でネルソン卿が47才での戦死後9年目に贈与を受けた全ての金を使い果たして赤貧のうちに51才で亡くなる。ネルソンの一人娘ホレーシアは牧師と結婚し、父譲りの快活させ堅実で大きな一族をのこした。ネルソンの妻はネルソンが若かりし頃、西インド諸島のネビス島で会った5歳の男児を連れた寡婦フランシス・ニスベットである。

ビビアン・リーとローレンス・オリビエのコンビは1937年の無敵艦隊 (Fire Over England)から始まった。

2001/4/16 BS第二放映

ー原書房刊、ジョン・テレン著「トラファルガル海戦付録」に記述あり。


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