シリアル番号 | 表題 | 日付 |
420 |
ダイオキシン |
2000/4/13 |
愛媛大の伊藤昌春教授(産科婦人科学)らが「ダグラス窩(か)」と呼ばれる女性の子宮と直腸の間のくぼみから採取した腹水にダイオキシン類が蓄積していることを世界ではじめて発見。濃度は脂肪1グラム当たり50.6-2.7ピコグラム(平均22.6)。年齢と共に上昇。子宮内膜症の疑いで調査した20-30才代8人が被検者で、5人が内膜症と診断された。子宮内膜、腹膜、卵巣の細胞表面にはダイオキシンと結合する受容体が存在することも確認したとのことである。ダイオキシンと内膜症発症との因果関係は認められていない。
000/4/13の日経38面社会に
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