メモ

シリアル番号 表題 日付

1322

ミツバチ失踪の原因

2011/12/09


・ ダニ、すなわちミツバチヘギイタダニはミツバチの体液を餌にしているので犯人の一人と考えられる。

・ ウィルス感染が原因だとされたが、その可能性は否定できない。

・ 携帯電話などの電磁波、地球温暖化、コバルト照射なども指摘されたが、まず考えなくて良いだろう。

・ 遺伝子組み換え食物のBt(バチルス・チューリンゲンシス)毒も考えなくて良いだろう。

・ ハチの遺伝子に多様性がないことも原因の一つとして考えられる。

・ カリフォルニアでは、世界中に出回るアーモンドの約 80% が収穫されてていて、大量のミツバチが必要とされている。それに加えて、アーモンドは同じ木に咲いている花同士では実がならないので、2種以上の木が植え られる。つまり、ミツバチにはそれらの木々を行き来してもらわないと授粉が成立しないというわけである。アーモンドの開花は2月くらいで、蜂はまだ活動期 間ではない。そこで、冬眠させて、温かいところに巣箱を置き、花粉のかわりにシロップを与える。栄養不足や腸内細菌が貧弱になることから、体は弱ってい る。その上、アメリカ中のミツバチがその時期にトレーラーに載せられて長距離を引き回されてやってきて一斉にアーモンド農園に放たれるので、ミツバチに とっては疲労もストレスも大変なものになる。

・ 夢の農薬といわれる浸透性農薬「イミダクロプリド」はハチの方向感覚をなくす原因と考えられる。すなわち、この薬はミツバチに巣に帰る方法を忘れさせ、免 疫システムを崩壊させる。ハチの集団的意思を狂わせる。

-ローワン・ジェイコブソン(Rowan Jacobsen)「ハチはなぜ大量死したのか」Fruitless Fall

しかしネオニコチノイド系新農薬原因説が一番強い。

May 3, 2015

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