読書録

シリアル番号 964

書名

パン屋再襲撃

著者

村上春樹

出版社

文藝春秋

ジャンル

小説

発行日

1989/4/10第1刷

購入日

2008/07/10

評価

文春文庫

息子の蔵書

読まなければならない本を読み終わって、ほっとし、たまたま書棚から手にとった村上物だ。かれのものはいままで「ねじまき鳥クロニクル 第1部、第2部」、「羊をめぐる冒険 上下」、「ノルウェイの森」など三冊読んでいる。この本は短編集で妙なタイトルのお話が6本収録されている。「パン屋再襲撃」、「象の消滅」、「ファミリー・アフェア」、「双子と沈んだ大陸」、「ローマ帝国の崩壊・1881年のインディアン蜂起・ヒトラーのポーランド侵入・そして強風世界」、「ねじまき鳥と火曜日の女達」である。

ローマ帝国の崩壊・・・から読んだがまあ日記のようなものだ。

「パン屋再襲撃」と「象の消滅」はキャノン電子の秩父工場見学会の往復のバスの中で読んだ。面白かった。 村上物は夢想的だが一番まともなものでは「ファミリー・アフェア」であろうか。 かって「ねじまき鳥クロニクル」を読んだが、本短編集に収録されている「ねじまき鳥と火曜日の女達」はその習作か?

20日間かけて完読した。


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