読書録

シリアル番号 705

書名

ノルウェイの森

著者

村上春樹

出版社

講談社

ジャンル

小説

発行日

不明

購入日

1990年頃?

評価

かって娘の蔵書を読んだ。不思議な魅力を持った本だとの記憶が残っている。現在この本は手元にないが、赤と緑の装丁のハードカバー本であった。朝日がbe on Sundayで特集を組んだのでここに記す。

主人公ワタナベ・トオルが赤で代表される狂気と緑で代表される正気の間で揺れ動くことを象徴した装丁だったと思い至る。

題名「ノルウェイの森」はビートルズのアルバム「ラバー・ソウル」収録のNorweigian Woodからとったという。

村上春樹が若き頃、和敬塾で短期間学んだ経験が小説の舞台になっているという。早稲田大学と椿山荘の隣、旧細川家邸跡にたつ和敬塾、都電荒川線、JR中央線、四谷駅などの小説の舞台はとある研究者が作成したウエブサイト「ノルウェイの森」の風景で訪れることができる。

そういえば北海道出身の会社の後輩Sが和敬塾出身だったなと思い出す。


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