読書録

シリアル番号 877

書名

ブッダは、なぜ子を捨てたか

著者

山折哲雄

出版社

集英社

ジャンル

宗教

発行日

2006/7/19第1刷
2006/8/16第3刷

購入日

2007/08/11

評価

大雪山縦走後、十勝岳と富良野岳登山のために吹上温泉白銀荘に滞在中、雨に閉じ込められて、上富良野で買い求めた。

釈迦がなぜ妻と子をすててまで出家したのか疑問に思ったのと林住期との関係を知りたかったため。読んでいてすぐ山折哲雄氏の本は昨年、読んだことに気がつく。

シャカの妻はヤソーダラ(耶輸陀羅やしゅだら)と息子ラーフラ(羅睺羅らごら)を捨てて家出したのは四門出遊説と林住期説がある。四門出遊とは生・老・病・死の4つの苦しみからいかに自己を解放することができるかおいうテーマ。

飯島正先生が環境倫理と自然保全において紹介した

一切衆生悉有(しつう)仏性   草木国土悉皆(しつかい)

もここで引用されている。


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