読書録

シリアル番号 405

書名

PCRの誕生 バイオテクノロジーのエスノグラフィー

著者

ポール・ラビノウ

出版社

みすず書房

ジャンル

サイエンス

発行日

1998/10/13印刷
1998/10/23発行

購入日

1998/11/18

評価

原題:Making of PCR A story of Biotechnology

DNA二重らせん構造の発見と並ぶ、世紀の大発明PCRはいかにして生まれたか。バイテク・ベンチャー産業の実態とそこで働く研究者の生態を描く科学の人類学。

PCRとはポリメラーゼ連鎖反応のこと。(Polymerase Chain Reaction)

バイテク産業の社会人類学を注文したが、実際に発行されたらこのような書名に変わっていた。

バイオテクノロジーが爆発した1980年代の米国の人間模様が詳細に語られている。

技術のブレークスルーの現場がどうなっているかを知るかっこうの書。研究管理者に参考にしてもらいたい。


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