シリアル番号 | 401 |
書名 |
バイテク産業の社会人類学 |
著者 |
ポール・ラビノウ |
出版社 |
みすす書房 |
ジャンル |
サイエンス |
発行日 |
1998/10下旬刊 |
購入日 |
1998/10/20 |
評価 |
良 |
DNA鑑定に使われるPCRというポリメラーゼ連鎖反応は任意のDNA断片を短時間のうちに無限に増殖させる技術で、バイオテクノロジーにおける最高の発明とされる。
1980年代シータス社のK.マリスが発明し、1993年には日本国際賞、ノーベル化学賞を受賞している。
本書は人類学者でミシェル・フーコー研究でも知られるラビノウがPCRの発明と開発の裏面史、この開発がなされた環境、そしてこの技術と環境を形成し、逆にそれらによって形成された主役たちを記述民族学的アプローチで描いた物語である。
豊富なインタービューによって記録されている。・・・以上購入前の記録。