原発敗戦の書評

         

2012年暮れ、工学社からだした「原発敗戦」に関し友人たちからいただいた書評



アマゾンを覗きましたら、「原発敗戦」は、2012/12/12 発売だそですが、もう載っています。ただし、本の内容の説明が皆無なのは不親切だと感じました。説明情報を載せることをお薦めします。せっかく上梓したのですから! 表紙デザインはインパクトがありますね。

10 Dec 2012
望月

「原発敗戦」は、啓蒙の書として、多くのインパクトを与えるものだと思います。特に巻末の参考文献の多さには、さすが青木さんだ
と感服いたしました。

2012/12/14
進藤

著書をご恵送賜りましてありがとうございました。
 
実はアマゾンから昨日届きましてさっそく読み始めたところでした。
次女(脳外科医の嫁さん)はこの類の著作を読むのが大好きで読んだら回してと言われていましたのでアマゾンで購入したものを送ることにしました。
 
密度の濃い内容で興味深く読めるのも貴兄が博識であるばかりでなくその筆致の素晴らしさにあることにも因ると思っております。
 
向寒の砌どうぞご自愛ください。
 
2012/12/18
荒野



早速開いてみましたが、まず、まえがき(「はじめに」)に納得。
序章、第1章も、わたしのようなウルトラ文科系にも分かりやすい導入で、この先、期待を持って読み進められそうです。

原発維持の新政権と対峙するための、貴重なツールになってほしいとも思います。
おおいに宣伝いたします。

2012/12/18
小笠原

PS すでにお気づきとは思いますが、念のため。
14ページ3行目は、意図とは反対の意味になっていると思いました。


御著『原発敗戦』到着、多謝!
年末のボンヤリ空白時間に読めると思います。
少なくとも、来年の1月17日までには必ず読みます。
この選挙結果では苦い酒になりそうですが、努めて楽しく飲みたいと思います。
  有難うございました!
                 2012/12/18
 田中 利



原発敗戦が届きました。有難うございます。早速読ませていただきます。

セーフウェアの著者、ナンシーさんの次著、Engineerting Safer Worldの翻訳を、これから手がけることになりそうです。慶応大学のシステムデザイン・マネージメント研究所と調整の上、我々セーフウェアチームが訳す ことが決まりました。作業はこれからです。

2012/12/19
松原

ぱっとめくったかんじ、たぶん一三さんは思いっきり一般人を読者に想定して書かれているんだろうと思いながら、昨夜我が家では一番理系傾向の強い長男から読み始めました。

今、手にとって見ると、うん、私でも読めそうです。
原発事故によってアメリカさえ負け、中国が台頭、このままでは朝貢外交しかない、という話。
ふむふむ、先を読んでみます・・・!

おりしも、戦後民主主義の最悪の日といわれる12月16日の直後に・・・
脱原発の宇都宮さんが都知事選にでてくれたし、
私は東京8区なので、やっとのぶてる選出の屈辱からのがれられるかと山本太郎を応援していましたが・・・

自民に勝たせるというアメリカのシナリオどおりの結果になりましたね。
マスコミの大宣伝の前の敗北です。

自公で3分の2とは悪夢のようですが、現実をうけいれて出発しよう、という気持ちになったところです。
だからといって、この結果によってもたらされるであろう未来に負けるつもりはありません。

子どもたちはどんな世界に生きていくのか、できることはするつもりです。

では、さすがに寒くなってきましたから、お体にきをつけて、
ますますのご活躍をお祈りいたします。

2012/12/19
恵子


この度は、貴著「原発敗戦」お送りいただき、有り難うございました。
早速、読ませて頂きます。自民党政権になり、原発廃止がどうなるか心配です。
脱原発派が代替電力を再生可能エネルギーといったのが、結局、国民の票を集められなかった原因です。
「エコ神話」を葬り、石炭火力を用いることで、生活と産業の維持のための電力が確保できます。そのためには、先ず、民主党政権が進めてきた原発代替の再生可能エネルギー利用のためのFIT 制度を廃止することだと訴えていきたいと考えています。
今後とも、ご指導よろしくお願いします。
2012/12/19
久保田


口頭にてのコメント。

右翼などの攻撃を恐れてのことだろうが、一般マスコミのように直接批判はさけて抑制的記述のためもっとストレートに批判したらとフラストレーションを感じながら読んだ。図表が小さく、資料としては使えない。折角のないようなのにもったいない。

2012/1/8
倉見

ざっとだが、目を通した。

116page「3750発の原発」は「5000発の原爆」?
原発⇒原爆、40トン÷8kg=5000発(原爆)?文学書じゃないんだから、素朴な疑問が出るね。

118page「原子力発電 環境整備機構」が開店休業状態になっている
話はむかつく話だね。もっともらしい難しい名前を付けて、早い話がごみ捨て場を探しているだけだろう。

119pageプルトニュウムの放射能が10万年で無害になる?理屈は分かるが10万年も格納できる素材が存在するか、バカげた推論だね。放射性廃棄物の永久保管場所が探せない以上、青木氏が書いているように、何れ消えていく運命にあるエネルギーの一つだろうね。

153pageガリレオ時代?
ガレリオ時代になっているのは!(^^)!単純ミス?

208pageターボチャージャー搭載の云々…副室インジェクション点火…ディーゼルのような大きな物ならとは思うが…
             
January 9, 2013
大井


口頭でのコメントは単純エラーについては正誤表に収録。

説明が舌足らずで折角の主張を完全には理解しにくい。も少し丁寧な説明をしてほしかった。放射線がなぜ有害なのかとか、再生可能エネルギーの発電単価は2000年ベースとの記 述もなく、今後の予想は図9のようになるなどの記述がほしかった。全般に読者の理解をたすけるというより自分で考えよと突き放したところがあり、手抜きだ。 作者が怠けものである証拠。折角の内容であるのにもったいない。図表が小さく、資料としては使えない。


2013/1/10



「原発敗戦」読み終わりました。内容は難しいはずなのに、途中引っかからずに読了 したのは青木さんの文体が軽快な(リズム感がある)せいとの印象を受けました。少々残念だったのは、「エネルギーの世代交代」といった、青木さんがお作り になった折角の図が、小さいうえに白黒だったのでよく判別できなかった事です。多分これがこの本のポイントだろうと思われるので、読み取りにくかったこと が残念でした。図については前提や制約条件があまり書かれていなかったのでその点も少々残念でした(制約条件を書かれても、私には理解できないかもしれま せんが)。

また、知らない言葉がどんどん出てくるので、片手にウィキペディアを開きながら読まなけれならないか、とも思いました(勉強不足で申し訳ありません)。ただ、そうした技術的な言葉を知らなくとも十分に読み進められるのは、青木さんの筆力によるのでしょう。

ともかく、大変面白く内容的にも豊富な(ほとんど全域に目配りしておられるのには驚きました)

ご本で、ほかのメンバーにも是非読むよう勧めようと思っています。

以上、つたない感想です。

January 12, 2013
長谷川

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