自然観察ボランティア活動

 

グリーンウッド氏はコミュニティーのボランティア活動として2002年に結成された都市林グループ自然観察ボランティア 活動に参画している。会の正式名称は鎌倉の自然を守る連合会、自然観察委員会である。鎌倉市が広町緑地を民間ディベロッパーから買い 上げて都市林公園にする計画を支援する活動である。

この活動の目的は、メンバーの勉強、行政がおこなっている広町の自然観察環境調査のチェック、都市林保全区域、都市林公 園のありかたへの提言、広町の自然の紹介と広報活動の支援である。

グリーンウッド氏は立枯・倒木調査とまとめを担当した。2002年3月に全員で調査したが、まとめ役のグリーンウッド氏 はハゼノキによるカブレで 医者に広町への入山を当面禁止され、夏の間は中断。2002年10月に中旬調査を再開し、広町緑地の立枯・倒木報告書をまとめ、2003年2月16日に鎌倉の自然を守る連合会で発表した。全体の報告書は鎌倉 の自然を守る連合会により3月末にまとめられる予定である。広町緑地自然観察立枯・倒木 調査報告書要旨はこちら。

この調査には地 球環境財団の支援の下、東京大学大学院農学生命科学研究科森林植物学研究室の堀真人氏の指導を得ることができた。最終的には堀真人氏が本論文をと りまとめて地球環境財団に提出することになった。

調査期間中、大井久保の上流から生活排水が広町に流れ込んでいることを確認し、鎌倉市に陳情書を提出し た。鎌倉市より「鎌倉山の市街化調整区域にある約20軒の民家の生活廃水が雨水とともに流れこんでいるが、市街化調整区域にあるため、下水道計画がない。 当面既存下水管の清掃をすることしか対策のたてようがない」との回答があり。市街化調整区域に家の新築を許可しながら下水道計画がないのは矛盾ではないか との意見あり。

July 22, 2002

Rev. August 6, 2017


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