江戸六地蔵

2013年11月21日、萩和会で深川を散策し霊巌寺で江戸六地蔵の第五番をみた。結構大きな青銅製の地蔵さんである。


藤間氏撮影

江戸深川の地蔵坊正元が、宝永3年(1706年)に発願し、江戸市中から広く寄進者を得て、 江戸の出入口6箇所に丈六の地蔵菩薩坐像を造立した。京都の六地蔵に倣って造立したものである。

 番  寺号  現状  街道         所在地
第1番 品川寺 現存 旧東海道 東京都品川区南品川三丁目5-17
第2番 東禅寺 現存 奥州街道 東京都台東区東浅草二丁目12-13
第3番 太宗寺 現存 甲州街道 東京都新宿区新宿二丁目9-2
第4番 真性寺 現存 旧中山道 東京都豊島区巣鴨三丁目21-21
第5番 霊巌寺 現存 水戸街道 東京都江東区白河一丁目3-32
第6番 永代寺 現存せず 千葉街道 東京都江東区富岡一丁目15-1

第六番は富岡八幡宮の二の鳥居付近にあったが、明治元年 (1868年)の神仏分離令による廃仏毀釈により、旧永代寺が廃寺になり取り壊された。

江戸に出入りする街道にある。寺もコンクリートになっていてつまらないかも。めぐりあるくには最寄の駅からの歩きとなる。

November 22, 2013
Rev. November 26, 2013

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