荏原台古墳群

亀の甲山・野毛大塚古墳

多摩川下流左岸の世田谷区野毛周辺から大田区田園調布に広がる古墳群で50基あまりの古墳からなる。この地域は武蔵野台地の南端部に位置し、多摩川によっ て作られた標高30〜40mの河岸段丘上にある。


亀甲山古墳(かめのこやまこふん)

多摩川台公園東南部にある。全長107mで、荏原台古墳群で最大の前方後円墳である。 昭和3年に国の史跡に指定された。5世紀前半ころの築造。後円部の裾の一部を浄水場建設工事で削平されたほかは、原形をよく留めている。



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かっての会社の同僚の山口氏は子供のころ、ここをプレイグランドにしていたという。

2015/9/30 たまたま青山学園で開催されたSEFサロンの会合に出席した折り、東横線の多摩川駅で途中下車して散策した。

この古墳は近寄ると大きいため、東横線が多摩川を渡る鉄橋から見た方が全貌がよくつかめる。


鉄橋から見た亀甲山古墳

多摩川駅を降りて南端に古墳に登る階段がある。ここを登ると浄水場跡が公園に再整備されて いる。古墳はうっそうとした樹木におおわれている。


浄水場跡から古墳を望む


野毛大塚古墳

2018年1月13日、等々力渓谷に出かけた折についでに近くにあるこの古墳に立ち寄った。帆立貝式古墳(ほたてがいしきこふん)というものだそうだ。円丘に小さな方形の張り出しをつけていて全体の平面形が帆立貝形になっている。




野毛大塚古墳

等々力不動近くの御嶽山古墳も同じグループ。

January 28, 2014

Rev. January 14, 2018


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