大船フラワーセンター

2000年5月14日

ゴールデンウィーク明け、大船フラワーセンターを散策。規模がもの足りないが、歴史は古い。藤は盛りがすぎ、芍薬が満開であった。

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芍薬 2000/5/14撮影

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グリーンハウス 2000/5/14撮影


2009年1月31日

その後も2年に1回程度、訪問している。シニアは無料だ。しだれ梅とアオジを目撃。アオジははじめスズメかとおもったが足元にいてチッチッと鳴いて逃げないので別の鳥だと思い、図鑑で調べるとアオジらしいと判明。戸隠ではアオジが梢にとまりすばらしい声でないていたのを思い出す。

しだれ梅 2009/1/31撮影


2010年9月15日

一周千歩程度の広さだが散歩かたがた訪れた。全ても小路をあるけば5,000歩にはなる。県は財政難だといってシニアは100円の料金という。

赤いカンナが咲いていた。茨木のり子の「根府川の海」の赤いカンナを思い出す。 ウコンやショウガに似ている植物だ。

カンナ 2010/9/15撮影

喜樹の実 2010/9/15撮影

小さなバナナの房のような実をつけた大きな樹があった。喜樹またはカンレンボクといい中国雲南省の産という。根などからとれるアルカロイドの一種カンプトテシンには制癌作用があることが知られている。雲南省などでは,街路樹として植栽されているという。

この植物園には樹木の種類が多い。大きなトチノキ、クスノキ、ハナノキ、カツラ、ケヤキが好きだ。


2018年6月19日

大船フラワーセンターは大改装のためにしばらく休業していたがこの4月再開とい うことで、梅雨の中休みに出かけた。運営は日比谷花壇に委託したとか。切符は自動販売機、シルバーの入場料は150円。県職員運営時は身分証明書を見せろ とかいっていたのが顔を見るだけでパスしてくれるところが進歩。

入口のハスの花が満開。北側にはレストハウスがあって軽食のサービスをしているが火曜日はお休み。東側にあった池が埋め立てられて、花壇になっていた。風情が無くなったが、子供達には安全になったのかも。

葉と花がマロニエやトチノキに似た灌木が花をつけている。しかし樹木の名前の表示が無い。写真に撮って帰り、さんざん苦労してトチノキ科の「 アエスクルス・パルビフローラ」とわかった。これは
学名で英語ではボトルブラッシュバックアイ(bottlebrush buckeye)。buckeyeとはトナカイの目玉のようだから。樹高は 3〜5m 程度の北アメリカ東南部原産の落葉低木。どうも日本はここと広島市植物園にあるだけのようだ。9月にはbuckeyeというトチの実ににた実を結ぶようだから再訪問して確認しよう。1999年の春に三頭山で芽が出かかったトチの実を拾って帰り、苗として育てたが鎌倉の気候では育たなかった。これはどうなのだろう?



アエスクルス・パルビフローラ 2018/6/19撮影


喜樹はまだ実をつけていないが、樹高は高く、威風堂々だ。マルバディゴという沖縄の植物やチュウキンレンという花が珍しい。



喜樹 2018/6/19撮影


2000年5月14日

Rev. June 20, 2018


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