三浦半島一周 No.2
長者ヶ崎から三崎口
三浦半島一周第一ステージに引き続き、第二ステージ、第三と2ヶ月
間隔で楽しむことになっている。方針はできるだけ自動車道をはなれて海岸を歩くというもので、フラクタル理論によれば、どのくらい歩くことになるか分から
ない。というわけで、いつになったら完全周回できるかは不明である。
第二ステージは2014/12/6 (土) JR逗子駅9:26(東京発8:21)集合。2番乗り場、京急バス 逗5 市民病院行き9:23発に乗る。
予定のコース:JR逗子駅→(バス)→長者ヶ崎⇒立
石公園⇒秋谷海水浴場⇒秋谷漁港⇒芦名海水浴場⇒天神島⇒佐島マリーナ⇒佐島漁
港⇒佐島トンネル⇒国道134号線⇒佐島入り口バス停⇒陸上自衛隊武山駐屯地⇒荒崎入口⇒長井港⇒荒崎公園⇒栗谷浜漁港⇒佃嵐崎⇒和田海水
浴場⇒初音町入江⇒三戸海水浴場⇒三崎口 (距離およそ21.8km)
だったが荒崎公園から荒崎の磯にでたところで満潮に重なり栗谷浜(くればま)漁港→佃嵐→長浜海水浴場に抜けられないため
引き返えし、ソレイユの丘経由で国道134号線にでてバスで三崎口に向かった。歩いた総距離:18.1km
長者ヶ崎から佐島まで
長者ヶ崎でバスを降り、すぐ歩き出す。しばらく単調な海岸沿いの国道を歩く。まだ立石公園や秋谷漁
港に達していないのに久留和漁港に迷い込む。ここからは長者ヶ崎と江ノ島が見通せる。長者ヶ崎の先
端と七里ヶ浜は直線の位置にある。

久留和漁港から長者ヶ崎と江ノ島を望む
湘南国際村入り口と立石駐車場を過ぎて秋谷漁港に入る。秋谷漁港から大楠漁港に磯伝いに向かったが、海岸は全て私有地で通過不能。磯は満潮で渡れないと判
断して戻る。

秋谷漁港から大楠漁港に向かう磯
磯の裏手に回ると先ほど通過できなかった豪邸があった。

秋谷の豪邸
散歩している地元の人の案内で秋谷の尾根越しの道を通る。尾根の上からは大楠漁港、芦名マリーナ、佐島が見える。

大楠漁港、芦名マリーナ、佐島
南斜面に十二天神社があった。

十二天神社
県道213を歩き、湘南サニーサイドマリーナを通過する。昼食は石川水産隣の活魚・地魚の専門店「海浜」(046-857-4353)で煮魚定食やシラス
丼などをとる。

「海浜」にて
佐島から荒崎
昼食後は佐島マリーナをパスし県道213を三崎街道(国道134号)に向かう。以降、三崎街道を中央電力研究所、陸上自衛隊武山駐屯地、陸上自衛隊少年工
科学校、航空自衛隊武山分屯地に沿って単調な道をもくもくと歩く。航空自衛隊武山分屯地には地対空ミサイルのナイキが配備されていたが、いまではパトリ
オット・ミサイルに換装されている。ミサイルは倉庫に保管されて、発射場は土手で囲まれたコンクリートスラブのみ。首都圏防空が目的。
余りに単調な1本道なので、雑談をしながら歩く。板橋区四葉在住のEさんから、住んでいた土地を売るために家を取り壊したところ、役所から「ここは縄文遺
跡があるので発掘調査しなければ売ることはできない。そして発掘費用は地主持ちだ」と言われてびっくりしたと聞いた。四葉は荒川を望む河岸段丘にあるた
め、縄文時代の人にとっては住み心地のよいところだったのだろう。
荒崎入口で三崎街道を離れ、海沿いの富浦公園を見つけ、芝生で小休止。ここで足にまめができそうになったため、秦さんに絆創膏をいただいて養生。

富浦公園から佐島方面を望む
あとはひたすら荒崎公園にむかっていくつかの入江を通過。ついに荒崎公園の駐車場に到着。ここで老婆よりブロッコリとキャベツをそれぞれ100円で購入。
荒崎は太平洋から押し寄せる荒波で激しく褶曲した地層が削られ断崖となっている。砂浜などなく海底が隆起して岩礁を形成している。弁天島の向うにはソレイユの丘がある。
しばらく遊歩道を行くが
やがて遊歩道もなくなり、岩礁の上を歩かなければならなくなる。しかし丁度満月の大潮で水位が高く、とても歩いてわたれないと判断し、引き返す。

荒崎にて
荒井漁港まで戻ってそこからソレイユの丘に向かってトラバースする。ソレイユの丘は第二次大戦前は海軍の飛行場で、敗戦で米軍に接収され、宿舎になってい
たものが、返還されたものである。横須賀市はこれを市民のための公園に開放したというわけ。モデルは南仏プロバンス地方。

ソレイユの丘
ここでソフトクリームで小休止。暮れかかった夕陽を背に浴びて、丘を下り京急路線バスの走る国道134号線に向かった。バスで三崎口に移動。横須賀中央で
途中下車し魚民で反省会。反省会後、更に三笠公園経由でドブ板通りを歩き、汐入駅から京急で帰る。
参加者:小粥、榎本、秦、和田、加畑、青木の6名
次回は三浦半島一周第三ステージ
October 5, 2014
Rev. December 13, 2014