瑞泉寺

紅葉が谷と呼ばれた谷戸奥に建つ臨済宗の寺。開山は夢窓疎石（むそうそせき）。嘉暦2年（1327）鎌倉幕府の重臣であった二階堂道薀が創建、その後夢窓疎石に帰依した足利基氏によって瑞泉寺と改名され足利氏の菩提寺として栄えた。

禅寺として、鎌倉五山に次ぐ十刹（じっさつ）の筆頭となっている。本堂には本尊の千手観音坐像が祀られているため、鎌倉三十三観音第6番霊場となっている。

山すそには夢窓疎石の指図によって作られた国指定名勝の池泉式庭園がある。南北朝時代の禅宗様式の庭を代表するもので、1970年に復元された。

天園ハイキングコース入り口ともなる瑞泉寺は3月には梅が満開となる。

瑞泉寺入口 　2000年3月17日撮影

2014/1/19 鎌倉33巡礼の一環として訪問。梅には早かったが蝋梅が咲いていた。ほとんど匂わない。

瑞泉寺本堂 　2015年1月19日撮影

瑞泉寺庭園　2015年1月19日撮影

瑞泉寺は世界遺産登録をめざしている国指定史跡の一つである。

黒文字は世界遺産登録をめざしている国指定史跡

April 13, 2007

Rev. January 20, 2015