引地川の千本桜

2006年3月30日

旧白洲邸の武 相荘を訪問した後、引地川の千本桜を鑑賞した。水面に向かっている桜 の枝が伐採されているところが少し残念であったが、それなりに見事ではあった。それにしても桜ヶ丘駅前の桜の古木の枝がトリムされて痛々しい姿をさらして いるのを見るのは残念なことであった。倒木を恐れたためかもしれないが、著しく景観 を損ねている。 鎌倉市も鎌倉山の桜並木の枝を切り、ここでの花見はもう価値がなくなってしまった。昔からの諺に「桜切るバカ、梅切らぬバカ」という言葉がある。一般に広 葉樹は枝や幹を切るとそこからヒコバエがでる。梅とかクリは切ることにより、実が良 く実るから切るべきなのだが、樹形は高木にはならず矮小化する。桜も切ったところから新芽が出るが、姿形が悪くなるのですすめないという意味のようだ。

引地川の千本桜

常泉寺はミツマタで有名とのことであったが、植物園の感があった。高座渋谷駅西口は目下開発中で新興商業施設が建設中で あった。大和の米軍基地の騒音うんぬんといいながら人々がここに移 り住むのは騒音は優先順位が低いと考えているにちがいない。


2018年4月2日(月)

「歩く会」の花見として企画。小田急江ノ島線桜ヶ丘駅前集合:9:30

コースは桜ヶ丘駅から高座渋谷駅までの全長3.38km、累積登り37m、累積下り49mのコース。


12年前の桜ヶ丘駅前広場の桜は伐採の傷も癒えて、姿形は良くなっていた。ゆっくりと引地川べりに移動すると千本桜は今もそこに健在であっ た。今年は寒の戻りが何度もあったためか、桜は1週間早めに開花した。そういうわけで、すでに散った後かと思っていたが、1割散っただけで川面にハ ナイカダが少し出現している程度であった。

千本桜愛でた後、常泉寺に立ち寄った。当寺は1588年創建の曹洞宗の寺院で、ご本尊は聖観音菩薩。



常泉寺

境内はミツマタとカタクリが沢山あつめられている。「波乗り船」と呼ばれる樹齢650年の五葉松があった。



黄色のカタクリ

高座渋谷駅東口名代箱根そば高座渋谷駅店で蕎麦の昼食。

本日の参加者:小粥、榎本、加畑夫妻、田中、安井、青木の7名。

余力がある人は高座渋谷駅から六合日大前駅まで小田急で移動し、引地川親水公園を回って藤沢本町駅に帰る7.39kmのルートをハシゴ。

March 30, 2006

Rev. April 3, 2018


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