宝永山

2016年5月、宝永山登山を計画したが、残雪の落下の危険をさけるためにその下の双子山に 変更して以来、宝永山は魅せられた山となった。残雪の落下の危険をさけ、かつ、新五合目まで自家用車で乗り入れることが可能なギリギリの時期として、 2018年7月2日に予定を定めた。幸い予定より早く梅雨が明け、沖縄には台風が迫っているが小笠原に居座った高気圧に阻まれて西日本にのみ雨がふるとい う誠に特異な気象状況に恵まれることになった。

登山靴、ストック必須、おにぎり持参。

交通手段

東京組:池袋 6:34発→(JR湘南新宿ライン快速)→着7:30藤沢

藤沢駅南口集合。安井氏の乗用車に乗換え 藤沢8:45発→足柄SAで小休止→富士宮口新五合目 11:30着

自衛隊演習地は広大で陸上自衛隊の車両が盛んに走り回っている。登山中も砲撃演習をしている音が聞こえる。その砲撃音はミサイル時代には時代錯誤の音に聞こえる。

新五合目に車を置いて歩きはじめる。ここで全員集合して富士山頂を背に記念撮影。


新5合目にて

宝永山荘にて雲海を見ながら小休止。


宝永山荘にて

宝永山荘をすぎると宝永火口の一部が見え始める。火口の縁に達すると迫力ある全貌が見えてくる。火口の中に山頂に至る登山道がジグザグについている。


眼を右に転ずると宝永第二火口が見える。


宝永第二火口

火口の中のオワンのような曲面につけられた登山道は1歩登って半歩ずり落ちるようなガレキの道で体力を消耗する。山伏姿の行者と出会う。


火口の縁に達し、眼下の双子山を見下ろしただけで満足して引き返す。


宝永山から双子山を見下ろす

火口底に降りて、ベンチで昼寝。

コースは富士宮口新五合目から宝永山荘経由の道とすると下図のように片道総距離2.91km、片道累積登り登山429m、片道累積下り142mとなる。


帰路は宝永第二火口まで下り、樹林帯を抜ける少し遠回りの道をもどった。宝永第三火口(御殿庭?)はさらに下にあるようだが、省略。全行程標準時間の2倍の時間の4時間をかけて満喫した。

車で御殿場と箱根経由湯河原に向かう、深良川沿いの県道337号を登り、湖尻峠から三国峠を越して山伏峠で小休止。ここは霧と雨で寒い。箱根峠から湯河原温泉に向かう。伊豆半島の風下側にはいると霧と雨はピタリと止み、快晴の空になる。

湯河原温泉ではなじみの割烹旅館 久亭 0465-62-2890に泊まる。

April 30, 2016

Rev. July 5, 2018


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