上州

赤城山*

wakwak山歩会はこれまでに上州の山を6回訪れた。2009年5月26-27日には前袈裟丸山(1,878m)に登った。そこから赤城山の全貌を見たが、今回はその赤城山に挑戦した。

赤城山は百名山であり、上毛三山の一つである。頂上にカルデラと二つの中央火口丘をもつ二重式火山である。カルデラには大沼(おぬま)というカルデラ湖があり、地蔵岳は中央火口丘 の一つである。地蔵岳脇には小沼(この)という火口湖もある。最高峰の黒檜山(くろびさん1,828m)は外輪山の一つである。この山は古くから人々とのかかわりが深く、小沼の湖底から古鏡も発見されている。

袈裟丸山から見た赤城山 2008/5撮影

第一日、5月26日(火)

JR橋本駅 東口 集合:8:00時→八王子IC→圏央道→関越道→前橋IC→赤城道路で赤城大洞駐車場着。当初は翌日登山の予定であったが、天気が崩れそうなため、すぐ登ることにした。駐車場の店長のすすめで赤城大洞に駐車し、黒檜山登山口1,350m まで歩いてそこから黒檜山(1,828m)に登り、駒ヶ岳(1,685m)に縦走し、駒ヶ岳登山口に下ることにした。深田久弥が登ったルートだという。

12:30登坂開始。猫岩というナイフエッジのような岩場を黒檜山に向かって直登する。

猫岩から赤城神社を俯瞰

黒檜山山頂の潅木はまだ新芽がでておらず、眺望は良い。しかし袈裟丸山は霞の中だ。アンテナ群をのせた地蔵岳と小沼が見える。駒ヶ岳へかけては気持ちの良い縦走路がひらけている。

黒檜山から地蔵岳と小沼を俯瞰

駒ケ岳登山口に下る坂は急でほとんど鉄の階段である。16:30下山完了。宿泊所の青木旅館本館(Hotel Serial No.458)着。

大沼では赤城山林間学校の生徒達がカッターの訓練をしていた。

カッターの訓練

第二日、5月27日(水)

朝6時起床、大沼湖畔、覚満淵、小沼を散策。

覚満淵

スカイボルトラインを下り、赤城温泉ホテルで汗を流す。 この温泉は重炭酸イオンの濃度が高く、炭酸ガスが大気中に抜けると飛沫が飛んだ湯船の縁に石灰が析出して草のように生長している。重炭酸イオンを体につけたまま上がると、全身に疲労感が広がる。一日に1回以上はいると湯当たりするという。

赤城温泉の湯花

赤城道路沿いの古久屋(Restaurant Serial No.339)で手打ち蕎麦。

June 3, 2009


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