シリアル番号 | 日付 |
898 |
2005/03/10 |
名言 | 哲学が変ればすべてが変る |
言った人、出典 | 欲求段階説を提唱したアメリカの心理学者アブラハム・マズロー |
引用した人、他 | ヒューマンキャピタルソリューション研究所パートナー 渡辺穣二 日本の中の非効率:「人基準」から「仕事基準」へ 学士会報2005-II No.851 |
渡辺穣二氏から「私は、現在、事業再生にかかわっていますが、この ”人基準から仕事基準へ”という考え方は、日露戦争時の乃木大将が体現した誤った”リーダーとしての望ましい人間像”を覆すことになればよいと考えています」と直接メールをいただいた。
たしかに人間は群れる動物だからリーダーに従う本能をもっている。安定した環境に住む群ではリーダーが権威を獲得し、この権威にしたがっていれば群れは大過なく時を過ごせる。しかし激しく環境が変るところでは権威があっても無能なリーダーは群れを危険にさらすことになる。そのことに群れの構成員が気がつかなければならないわけだ。組織で権威ある人も家族からみればたたのダメ親父である。ちょっと視点を変えればパラダイムチェンジできるのだ。まさに「哲学が変ればすべてが変る 」のだ。
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Rev. June 3, 2005