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904

予定律と因果律 2004/11/09

予定律=予定説(predestination)=キリスト教の論理=神に予定されなかった人に救いはない、神が一方的に自由に選ぶ。よいことをしても悪いことをしても救われるか救われないか関係ない。=人間は生まれながらにして不平等=であるからこの不平等の矛盾をどうしたら解決できるかと考えたのが=啓蒙思想家、ジョン・ロック(John Locke1632-1704)の政治思想=権利の章典に署名することで王女メアリーと夫のオレンジ公ウィリアムとが英王となった=社会契約説による建国=名誉革命=アメリカの独立宣言=民主主義。

因果律=仏教の論理=よい行いをすれば救われる=民主主義という良き原因があれば、そこから民主主義のさまざまな属性が降りてくるという因果律的思考形式が日本の民主主義の誤解。

議会政治=民主主義は間違った理解。なぜなら議会は身分制から発生したものでからである。

小室直樹著「悪の民主主義 民主主義原論


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