メモ
シリアル番号 |
表題 |
日付 |
1430
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プロボノ
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2014/07/25
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プロボノ(pro bono)とはラテン語のプロボノ・プブリコ(pro bono publico)、「公共善のために」、の英訳で「知識労働者が自分の職能と時間を提供して社会貢献を行うこと」を意味するとY氏に教わった。
米国科学アカデミー(National Academy of Sciences、NAS):アカデミー会員は、米国における科学、技術、医学におけるプロボノとしての活動を行っている。
日本工学アカデミー:設立趣旨、組織、約款等は社団法人法準拠でプロボノの精神は弱い。
これに対し、
日本学士院;学士院法に従う
日本学術会議:日本学術会議法に従う
のようにいずれも文部省のための組織でプロボノの精神は全くなくすべて役所の権力行使のために存在する。各種学会も日本学術会議の下部組織で論文誌を持ち、そこに論文を提出しないと私立大学であろうと学者として認知されない。
プロボノの精神で運営される米国のPMI(Project Management Institute)の
下部組織を日本で立ち上げ、国際的に通用する認証システムを導入したが、プロジェクト・マネジメント学会は日本学術会議法に従う学会にしないと、研究費も出
ないので文部省向けの組織を別に作った。経産省はPMIを嫌い、エンジニアリング振興協会内部に独自の認証システムを立ち上げて日本では3つの組織となった。いずれも中途半端で国際的にはないに等しい。
理研:独立行政法人でSTAB細胞騒動で組織のガバナビリティーが疑われている。