メモ

シリアル番号 表題 日付

1099

地震雲

2007/01/17

パリティ編集委員会編「地震の科学」には紹介されていないが、 雲の形で地震予知をするという話が2005/10にとある民放で放映された。これは地震の2週間前からスジ状の雲が並行にならぶ絹雲が現れ、数日前には垂直の竜または蛇雲 (プラズマ雲)、当日にはもや状の雲または暗雲が震源地の上に垂れ込めるというようなものであった。「地震の科学」で紹介された地震の前兆としての電磁放射に似ていなくもない。

地殻やプレートが強い応力でひずんで割れはじめたりすると電磁放射が発生し荷電している雲粒または氷晶核が凝集して絹雲となるのだ。

その後注意していると2回このような雲を見たのち必ず地震があったので記録した。

●2005/11/1の夕刻、荒船山登山をしていて荒船山の上に10本ほどのスジ雲が南北方向に何本も等間隔で並行に走っているのをみた。その3日後、長野市に滞在中、夜中に地震を感じた。震源地がどこか分からなかったが地震雲で地震を予知できるのではと思ったものだ。

●2007/1/15昼、七里ガ浜上空を相模湾から駿河湾にむけて飛行雲を巨大にしたような絹雲が何本も等間隔で平行に並んでみえた。富士山も相模湾の向こう右手に見通せた。(下写真)

相模湾から駿河湾にむけて出現した絹雲

場所が東海地震帯の上空なのでこれは東海地震の前触れかと思って撮影した。その夜の16日の03:18、ベッドの中でかなり長い地震を感じた。翌日の新聞には静岡県東部を震源とする地震で震源の深さは170km、M5.7で東京、横浜、宇都宮で震度3であったという。2回も経験すると因果関係が深いと思う。

東海地震では浜岡原発の事故が懸念される。放射能もれがあっても政府はすぐ公表しないだろうから自衛のためはやく放射能検出警報器を注文しなければ。


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