読書録

シリアル番号 1209

書名

ふしぎの国のバード

著者

佐々大河

出版社

角川グループパブリッシング

ジャンル

マンガ

発行日

2013/3

購入日

2014/09/28

評価



ハルタ創刊2号

19世紀末、明治11年、46才のイザベラ・バードが20才の通訳伊藤鶴吉一人をつれて北海道の平取りのアイヌ部落にアイヌ民族調査にでかけた冒険譚「日 本奥地紀行」をマンガ化したもの。イザベラ・バードは日光の金谷ホテルの前身金谷カッテジインに泊り、その後、会津西街道の大内宿から新潟山形、秋田と北上した。日光 より北は外国人未踏の地だった。



義姉の孫が漫画家になりたくて早稲田に入り、漫研で修業後、プロのアシスタントで数年修行 したのち、独立して角川の漫画誌ハルタvol2に発表した処女作品。

イギリスの女性旅行家、紀行作家イザベラ・バードが主人公だ。明治時代の東北地方や北海道、関西などを旅行し、その旅行記"Unbeaten Tracks in Japan"(日本語題『日本奥地紀行』『バード 日本紀行』)を書いた。日光まで人力車でゆき目下スタッフ3名つれて北海道取材旅行中だという。

2015年になり単行本として出版された。

2018/9/30現在第5巻まで出版。英訳もでて好評。

Rev. September 30, 2018


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