ノースウエスト・アース・フォーラム

東慶寺座禅会5



木下さんの講評をいただきながら小笠原さんの司会で句会を行う。



西沢さん撮影

あつまった句は下記の通り

1.     静けさの 中に一閃 ほととぎす
2.     病癒え 再々(みとせ)の春の 喜びを
3.     陽だまりを 背にうとうとと 夫(つま)も老いたり
4.     雨の中 花見するなり カラスどの
5.     梅が香に 先哲たちも 句会かな
6.     梅が香や 三渓庭園 東慶寺
7.     秋天下 頬をなで行く 墨田かぜ
8.    「いじめ」でも スケールでかい 学習院
9.     梅咲いて 祖母にすがりし 日を偲ぶ
10.     梅咲くや 古刹に集う 座禅会
11.     寒梅の 寺にて座禅 和を願う
12.     ほっこりと 黄色い花の 春を告げ
13.     友逝きて さびしき暮れの 風寒く
14.     熱燗の 湯気の向こうの 原節子
15.     梅見とや 水月観音 くつろがれ
16.     丘に立ち 戦(船)没慰霊 春の海
17.     金的を 射止めし人の 弓場(ゆば)始め
18.     再稼働 ガンにおびえる 子供達
19.     庭の梅 花芽まといて 春を待つ
20.     梅の香に 眠る能成 東慶寺
21.     東慶寺 梅に集いて 座禅会
22.     白梅(うめ)在りて 線香一本の 初座禅
23.     浅き春 ニュースにならぬ ほどの地震(なえ)
24.     ランドセル 背負い笑顔の 卒園生
25.     老梅に 想いそれぞれ 年の功
26.     鎌倉で 今を話す 昭和寮
27.     老梅の 幹にやさしき 西日かな
28.     沿道の もみじ手タッチ 元気受く
29.     紅梅や 二階の窓に もの申す
30.     来る人に 雨のシオンを 起こしおり

一番人気は27番で、井上和尚のものだった。二番人気は1番で小菅さんの作であった。14番がいいといいつのる詠み人あり。

グリーンウッド氏は5首ばかり予 め作って幹事に送ってすかっり忘れていたため、急に短冊にかけと言われて頭の中が真っ白で思い出せない。やむを得ず、外を見たまま風景描写したが、雪はい つのまにか雨となり、寒々とした雨を描写しても駄作しか作れない。句というものはなにか温かみに欠けると人々の心を冷やしてしまうものらしい。

和田氏から地域の生涯学習センターで松尾芭蕉の講座を受講し、漂流の悦楽を味わっているという報告があった。

参加者
(西):一戸、武井、内藤、三ッ井、大澤、佐藤
(北):田中、小笠原、和田、西沢、加畑、上林、青木
飲み会のみ参加:、大久保
桜友会:小菅、木下、高村、浦田、岡

ー記ー

日時: 2013年2月18日(月)
12:00: 東慶寺書院

句会

座禅


17:10: 大船駅前「庄や」(0467-48-2261)で冷えた体を温め、のどを潤し、のどを自慢
 19:00:

解散

会費: 座禅:2,000円 庄や:男 5,200円、女 3,100円)

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February 23, 2013
Rev. February 26, 2013

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