雑煮

 

正月といえば雑煮である。子供の頃、田舎でたべた雑煮は具に里芋の茎の皮をむき、茹でて乾燥させたものが入っていた。歯ごたえがよかった。 胡桃の実をすりつぶして練った固まりを載せて食べた。なつかしいお袋の味だが都会では手にはいらない。ゴマや胡桃をすりこぎで擦って練ったものを上にかけたことも特徴だった。

そばがき用の汁に切り餅をいれれば雑煮になるが、ここではどこの家庭にもある材料をつかった即席雑煮を紹介する。

材料(4人前)

ダイコン 半本
ニンジン 半本
マイタケなどの茸 半パック
菜の花 2本
トリ肉または牛肉 100gr
500cc
濃縮コンブだし汁 適量
カツオだし 1パック
切り餅 好みの個数

準備作業

ダイコンを5センチの厚さに輪切りにし、リンゴの皮むきの要領で皮をむく。繊維に平衡に短冊切りする。ニンジンは皮むき道具で薄皮をむき、同じく短冊切りにする。

これを水煮し、柔らかくなったところでトリ肉、牛肉、マイタケなどの茸を加え て煮る。トリ肉がなければ冷凍庫にあるひき肉を加えても緊急の用にはなる。ニンジンが柔らかくなったら、濃縮コンブだし汁などで味付けする。

料理プロセス

パン焼き器で焼いた切り餅をと菜の花を汁に加えて少し煮てできあがり。

バリエーション1

切り餅のかわりにそば団子を汁にいれればそば掻きになる。

バリエーション2

ダイコンを5センチの厚さに輪切りにし、リンゴの皮むきの要領で皮をむいたのち、繊維に直角にいちょう切りする。トリ肉のかわりに豚肉を加えればケンチン汁となる。

January 14, 2007

Rev. February 17, 2008

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