和三盆のそばぜんざい

 

石原隊の隊長の石原さんから和三盆(わさんぼん)を沢山もらった。茶の湯をたしなむ人には知られている砂糖だ。淡い黄色をした細かい粉末の砂糖で香がいい。讃岐の地で栽培される砂糖黍は南方に比べて寒い風土が幸いし、花を咲かせず、全ての養分を茎に蓄えて、旨みや香が凝縮される。その砂糖黍から取れた糖を手作業で丹念に精製してつくるのだという。

西沢重篤さんからは藤沢の農園に蕎麦粉の種を播いて刈り取った自作の蕎麦粉をもらいそば掻きを作ったが、和三盆のそばぜんざいも作ってみた。

材料(2人前)

あずき 1カップ
2カップ
和三盆 1−1.5カップ
1ツマミ
そば粉 100gr
熱湯 1カップ
1ツマミ

準備作業

5リッターのラゴスティーナにあずきと水を入れて蓋をしないで強火で煮立てる。煮汁が茶色になったら汁を捨て、汁を良く切ってから再度新しい水を等量いれて蓋をし、弱火で30分煮る。蓋をとり、和三盆と塩を加え10分煮つめる。沢山作り溜めて冷凍保存しておけば何度も楽しめる。

料理プロセス

別に湯を沸かしてこれに蕎麦粉を混ぜてトロ火の上で摺りこぎ棒で徹底的に練り上げる。ぜんざいの場合は少し塩を加える。手に水をつけて食べ易い大きさのそば団子を作る。この団子少し茹でて、椀にとり、先に用意してあるあずきをかけてできあがり。

焼餅をそば団子のかわりにいれてもよい。

January 11, 2007

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