北ラス会報告

平成12年 東京北ラス会(高9回同期会)開催報告

昭和32年(1957年)長野北高等学校ラストの卒業生の会という意味で「北ラス会」と自称しているが、その東京支部が例年通り、2000年5月13日、有楽町の日本外国特派員協会のダイニングルームで開催された。54名の東京会員に加え、長野から藤島、北沢、斎藤、塚田、綿貫ら5名、恩師巣山、斎藤両先生の総計61名が出席されて盛会であった。

松島常任幹事が日本外国特派員協会の会員のため、毎年5月連休の直後の第2土曜日にこのダイニングルームで東京北ラス会が開催されるようになって久しい。このダイニングルームは現在辻原登の日経連載小説「発熱」の舞台になっているが、ここからの皇居方面の景観には特別のものがある。

才口、加畑、羽方常任幹事を中心に毎回幹事を交代で持ちまわりをしているのも、長続きしている一因であろう。最近は電子メールなど便利なものが普及した結果、今年の幹事に指名された宮尾、茂住、野村、近藤、小野、青木の6名は前の幹事からの引継ぎ会以降一度も集まることなく電子メールの連絡だけで幹事の役を果たしおえた。といっても中心となった宮尾幹事が全ての采配を振るい、小粥が収集した情報を辿って京都の施設に居られる池田先生のお見舞いに出かけたり、会場の契約時には松島常任幹事ともども有楽町の事務局に出向き、詳細を詰めるなど特段のご苦労があったことを申しそえる。

東京北ラス会に登録されている会員数は197名だが、よく出席するメンバーはその3割の60人くらいのため、幹事の役も10年でめぐって来ることになる。さて我々も還暦を過ぎたわけであるが、悠々自適モードに入られた方は20名強で、まだ10%程度である。東京北ラス会には医者が11名居る。人口比6%で多い方だろう。そろそろ自分の健康も気がかりな年齢となってきたので、心強いかぎりだ。といっても医者の不養生であまりあてに出来ないかもしれぬが。

今回、顔写真付きの名簿作成の準備も完了。次回幹事もきまり、来年の5月12日、同じところで開催予定である。またお会いしましょう。


トップページへ