Cachorro - Bear Cub

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last up-dated : 30th December 2005

[ キャスト紹介欄で一部ネタバレあり、注意 ]

●オリジナルタイトル
Cachorro
●英語タイトル
Bear Cub
●邦題
ベアー・パパ
(第14回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭出典時)
●製作
2004年スペイン
●参考
1996年に同じ監督が同じタイトルの短編映画を製作。出演は Jorge Amat Mata と Daniel Díaz Moreno となっている。内容はこの作品の元になったものなのか? 詳細は不明。情報求む。

●ジャンル
コメディ、ドラマ
●あらすじ
ペドロ(Pedro)は行動的で社交的な独身生活を楽しんでいるゲイ。彼の姉と恋人がインド旅行を2週間楽しむ間、彼女の息子、つまり甥のベルナルド(Bernardo)を預かることになった。ところが彼女が旅行先でのトラブルが元で帰国できなくなり、当分の間、甥との擬似家族生活を送らざるをえなくなってしまった。ペドロは当惑するが・・・。

●映画祭出典
ベルリン国際映画祭(2004年2月、ドイツ)
モントリオール国際映画祭−Best Film from Europe受賞(2004年9月、カナダ)
Spanish Film Festival 2005(2005年5月、オーストラリア、Academy Twins)
第14回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2005年7月17日、日本)
・・・他
●劇場公開
2004年3月、スペインで公開
2004年11月5日NY、Angelika Film Centerを皮切りにアメリカ各地で順次公開
・・・他
●国内公開情報
2005年7月17日(日)20:45〜、第14回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(会場:青山スパイラルホール、東京港区)
 詳しくは→ http://www.tokyo-lgff.org/
●DVDリリース
◇リージョン2/PAL/スペイン語及び英語字幕付スペイン語音声
 (発売:2004年11月スペイン)
◇リージョン1/NTSC/英語吹替付?/unrated版(本編約92分)
 (発売:2005年5月10日アメリカ)
◇リージョン1/NTSC/英語吹替付?/R-rated版
 (発売:2005年5月10日アメリカ)
(注意:日本国内で発売されている日本メーカー製DVDプレイヤーでは、原則として、どちらのDVDソフトも再生できません)
◆DVDを購入するには・・・
以下のオンラインサイトでの購入が可能です。海外で使えるクレジットカードと最低限の英語力が必要となります。
ほとんどのサイトでは、海外からの決済についてはクレジットカードのみとなります。クレジットカードについては、VISAかMasterのカード(提携カード含む)が必要です。アメリカのサイトでは当然ながらAmexが使えるところも多くあります。JCBカード(提携カード含む)が使えるところは非常に限られています。サイトにより多少異なりますので、各サイトで確認してください。あと、海外で使えるかどうかということなどはお持ちのカード会社にお問合せください。カードのデザイン面にInternationalと記載されていれば大丈夫だと思います。
英語については、翻訳サイトと英和辞書を使えれば購入することについては問題無いと思います(TOEIC模擬テストで300点台の私が言うのですから、ご安心を・・・(泣))。ほとんどのサイトでは事前に会員登録が必要となります。下記以外のサイトでも購入できますので、探してみてください。
Cachorro:リージョン2/PAL版
 http://www.dvdgo.com/ (英語ページあり)[決済:ユーロ]
 http://www.dvdgo.com/product~catgid~0~list~0~prodid~109695~typeproduct~1~dvd~Bear+Cub.htm (Cachorroの英語ペ−ジ)
Bear Cub:リージョン1/NTSC/unrated版およびR-rated版
 http://www.amazon.com/ [決済:アメリカドル]
 http://www.amazon.ca/ [決済:カナダドルのみ?]
 http://www.amazon.co.uk/ [決済:イギリスポンド]
●レイティング
スペイン:18以下(未満?)不可
アメリカ:R指定(理由:性的描写、ドラッグ、言葉)
日本公開時、レズビアン&ゲイ映画祭という特殊事情があったからなのか、オープニングのあのシーンにボカシは無かったようです。
●上映時間
99分

●スタッフ
Miguel Albaladejo監督:Miguel Albaladejo
スペインの予告編ラストに"Una historia de Miguel Albaladejo"とある。直訳すると「Miguel Albaladejoの歴史」ってことになるんで、もしかしたらこの作品は彼自身の体験を元にしたものかもしれない。


脚本:Miguel Albaladejo, Salvador García Ruiz
●キャスト(名前と顔が間違っていたり、コメントなどに間違いあればお知らせください)
Jose Luis García Perez - Pedro Navarro
Jose Luis García Perez - Pedro Navarro主人公ペドロ。
独身ゲイライフを楽しんでいる歯科医。今の恋人はマヌエル。元恋人Eduardoを亡くしている。HIV+。
David Castillo - Bernardo
David Castillo - Bernardoベルナルド、9才。
ペドロの甥。母はヴィオレータ(Violeta)。父方の祖母はテレザ(Teresa)。ひょんなことからペドロとの同居生活が始まる。
Empar Ferrer - Doña Teresa
Empar Ferrer - Doña Teresaベルナルドの父方の祖母テレザ。
孫を愛するがゆえに、孫を失いたくないがゆえに、ベルナルドをペドロのもとから引き離そうとする。
Elvira Lindo - Violeta
Elvira Lindo - Violetaベルナルドの母、ヴィオレータ。
息子をゲイにさせたがる。ベルナルドの父とは死別。恋人Borjaとインド旅行に行くために息子をペドロに預ける。しかし、旅行先のインドでマリファナ所持(使用?)を見つかり逮捕されてしまい、帰国のメドがたたなくなる。
Arno Chevrier - Manuel
Arno Chevrier - Manuelペドロの今の恋人マヌエル。
フランスの航空会社のパイロット。ペドロは彼との同居を拒む。
1995年のフランス映画「ペダル・ドゥース」にゲイ役で出演。
Mario Arias - Javi
Mario Arias - Javiペドロのゲイ友達、ハヴィ(日本語表記はこれで問題無い?)。親友。
ベルナルドの前でマリファナを吸おうとしてペドロに注意される(スペインでは、少量であればマリファナの所持・使用は合法らしい)。
Josele Román - Gloria
Josele Román - Gloriaペドロが住むアパートの大家さん、グロリア。
ぬいぐるみ作りの内職をしている。
Diana Cerezo - Lola
Diana Cerezo - Lolaベルナルドのベビーシッター、ローラ。
グロリアの娘。
Daniel Llobregat - Bernardo, 14 Years Old
Daniel Llobregat - Bernardo, 14 Years Old14歳のベルナルド。
Juan Mauel Lara - Aitor(役名Aitorとなっているが、劇中ではJuan)
Juan Mauel Lara - Aitorペドロのゲイ友達ホアン。
教師。彼に歯科診療を受けている。ベルナルドにマドリードでの学校を世話する。
Jorge Calvo - Antonio(役名Antonioとなっているが、劇中ではJorge)
Jorge Calvo - Antonioペドロのゲイ友達ホルヘ。
Javiのアパートで開かれたベルナルドの誕生日パーティーにて一番最初に自己紹介する。胸に「THIS」、背中に「THAT」とプリントされたTシャツを着ている。オネエ・キャラ。
Josep Tomàs - Juan Carlos
Josep Tomàs - Juan Carlos
Juanjo Martinez - Iván
Juanjo Martinez - Ivánペドロのゲイ友達、イヴァン。
Ramón Ramos - Ricardo(役名Ricardoとなっているが、劇中ではRamón)
Ramón Ramos - Ricardoペドロのゲイ友達、ラモス。
ベルナルドの誕生日パーティーでプレゼントの「スペースチャンネル」を彼に手渡す。スペインの砲丸投げ選手Manuel Martinezがタイプ。
Patxi Uribarren - Quique

Isidro Olmo - Ginés

Fernando Albizu - Waldo
Fernando Albizu - Waldoペドロのゲイ友達。
劇場公開版ではセリフは無いが、カットされたシーンにていくつかのセリフあり。
Javier Martínez - Olmo

Pep Morell - Jorge
a bottom guy in bedペドロのゲイ友達。
オープニングのベッドシーン(ウケ)と、ゲイバー"HOT"に客として登場。
本職は、劇中に登場したマドリードのゲイバー"HOT"のスタッフ。
参考 : http://www.barhot.com/
Alfonso Torregrosa - Lawyer
Alfonso Torregrosa - Lawyerテレザが雇った弁護士。
Fernando Tejero - Macarrilla
Fernando Tejero - Macarrillaペドロが体調を壊して入院した病院での同部屋の患者。
Roberto Hernández - Young Uncle

Félix Álvarez - Dani
Félix Álvarez - Daniローラの恋人。
Cali Caballero - Borja
Cali Caballero - Borjaヴィオレータの恋人。一緒にインドに行く。
Jorge Alcázar - Waiter
Jorge Alcázar - Waiterペドロとテレザが言い争うカフェのウエイター。
Montserrat Alcoverro - Palmira
Montserrat Alcoverro - Palmira外務省の職員。
ヴィオレータがマリファナ所持(使用?)で逮捕されたことをペドロに伝えようとする。
César Díaz - Detective
César Díaz - Detective私立探偵。
バーやハッテン場などでハッテンしているペドロを尾行。
Melanie Beleña - Dentist Assistant
Melanie Beleña - Dentist Assistantペドロの歯科助手。
Ana Albaladejo - Young Professor
Ana Albaladejo - Young Professorベルナルドのいる寄宿学校で英語を教えている先生。
Felipe Albaladejo - Manager
Felipe Albaladejo - Managerベルナルドのいる寄宿学校のマネージャー(学校職員?)。
Paco Luna - Airport Executive
Paco Luna - Airport Executive空港でペドロと肩がぶつかる、アタッシュケースを持った重役風の男。
Daniel Heras - Taxi Driver
Daniel Heras - Taxi Driverペドロ一行を国際空港へ連れて行くタクシーの運転手。
Herminia Mendoza - Professor
Herminia Mendoza - Professorペドロの友達ホアンと一緒にベルナルドを連れて行った先の先生。
Manuel Crespo - Employee

Lucía González - Bernardo's Friend
Lucía González - Bernardo's Friendベルナルドの寄宿学校の友達(女の子)。
Adrián Deacal - Bernardo's Friend
ベルナルドの寄宿学校の友達(男の子)。
Elena Jimenez - Friend, 14 Years Old
Elena Jimenez - Friend, 14 Years Oldベルナルドの寄宿学校の友達(14歳の女の子)。
Juan Ramón Deacal - Friend, 14 Years Old
Juan Ramón Deacal - Friend, 14 Years Oldベルナルドの寄宿学校の友達(14歳の男の子)。
Umesh - Hindu Civil Employee
Umesh - Hindu Civil Employee

以下、名前と顔が一致しない出演者
a top guy in bedオープニングのベッドシーン(タチ)と、ゲイバー"HOT"に客として登場。
a guy 1 at Bernardo's birthday partyベルナルドの誕生日パーティーに登場。
a guy 2 at Bernardo's birthday partyベルナルドの誕生日パーティーに登場。
Eduardoオープニング、写真にて。ペドロの元カレか?クレジットは無し。
●音楽
Hombres / Fangoria - エンディング
 hombres.wma(610kb)、hombres.rm(631kb)、歌詞
Me Odio Cuando Miento / Fangoria
Placer Por Placer
Sing It Back
Knuf / An Der Beat
Dance With Me / Zolsm

○Fangoria (ファンゴリア)
http://www.arquitecturaefimera.com/ (2005年11月4日サイト追加)
80年代からスペインで活躍している超ベテランのアラスカとナチョの2人組テクノユニット(同名のホラー雑誌とは関係有りません)。
東京国際L&G映画祭の公開にあわせたかのように、2005年7月、来日ライブを行ないました。7月17、19日の2日にわたり行なわれ、会場は東京代官山にあるUNIT( http://www.unit-tokyo.com/ )。19日のライブを見に行かれた方から画像をいただきましたので掲載させていただきます。
彼らのライブは80sワールド満載で会場はとても盛り上がっていたようです。

Fangoria live at UNIT in Tokyo, Japan Fangoria live at UNIT in Tokyo, Japan
ファンゴリア・ライブ、UNIT(東京)にて
(撮影:2005年7月19日、P氏)


●ゲイバー"HOT"
劇中に登場するゲイバーHOTはマドリードに実在します。
http://www.barhot.com/(スペイン語、英語)


●DVDジャケットにある"Metro - Chueca"とは?
マドリードにある地下鉄のChueca(チュエカ)駅周辺は世界でも有数のゲイの街だそうです。日本でいえば新宿二丁目が有名ですかね。
ゲイとレズビアンのためのポータルサイト http://www.chueca.com/ なんていうスペイン語サイトもあったりします。



●公式サイト
Magnafilms - http://www.mangafilms.es/cachorro/ (スペイン語)
TLA Entertainment - http://www.tlareleasing.com/bearcub/ (英語)


●参考サイト
IMDb - http://us.imdb.com/title/tt0359045/ (英語)