ライトは平行ライトを一灯のみ。
皮膚と目及び歯は、SSSとラジオシティとコースティクスを使ったソフトシャドウ(全てこのプラグインの物)を同時に使用しています。

髪は完全に手抜きです。
それに首の所がかなり変だし無表情で不気味だけれどテストと言う事で。
sssface0.jpg (53275 バイト)

sssface1.jpg (54787 バイト)


上の二つの画像とまったく同じデータを使って真正面から光を当てた物。
Depthの浅い場所のハイライトがきつ過ぎるかも知れない。
sssface2.jpg (62399 バイト)

上の画像は主に下の5種類のテクスチャを使って作成されています。

まず「内向き用のテクスチャ」の役割の説明ですが、上の画像の頬の赤みが「外向き用のテクスチャ」には含まれていない点に注意して下さい。
人間の皮膚の赤みは皮膚表面の色ではなく、皮膚の内部の毛細血管の色が透けて見えている物なので、それをシュミレート(というほど正確な物では無いですが)する為に内向きのテクスチャに赤みを持たせています。
(実際のレンダリング時にはベースの赤みとしてフラクタルノイズのプロシージャルを加算しています)

次に「SSSのDepth制御用のテクスチャ」の役割ですが、実際に自分の顔を(いや別に他人の顔でも良いのですが)触ってみれば解る様に皮膚の厚さは場所によってかなり違いが有ります。
厚さに違いが有るということは、光が浸透する深さにも当然違いが有る訳でそれを大雑把にシュミレートする為に使用しています。

それから、光の浸透する深さを制御する方法としてはもう一つ『頭蓋骨を入れる』という方法も有るのですがモデリングが大変なので今回は使いませんでした。
(耳とかを出して、後ろからの光が透けて見えるようなシーンを作る場合は『頭蓋骨』方式の方がむいています)


外向き用のテクスチャ 内向き用のテクスチャ バンプ用テクスチャ
facetex0.jpg (3228 バイト) facetex1.jpg (2996 バイト) facetex2.jpg (5462 バイト)

スペキュラー強度用の
テクスチャ

SSSのDepth制御用の
テクスチャ
facetex3.jpg (3084 バイト) facetex4.jpg (4006 バイト)

7/20追加
sssface3.jpg (34563 バイト)
基本的には上の画像と同じデータだが、皮膚のパラメータとモデリングを少し修正。
(・・・多少はマシになったかな?)

戻る