始めての韓国周遊4日間 
2010年8月6日~8月9日
阪急トラピックス
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2010.8.8
 午前7時30分ホテルを出発。鮑のお粥定食を朝食。韓国大統領の官邸のある青瓦台付近を散策する。警戒は厳しい。その後、李氏朝鮮王朝の太宗が建てた宮殿昌徳宮を観光。
昌徳宮

 昌徳宮は1405年正宮の景福宮の離宮として建築された宮殿で光海君李朝第15代王以降、約270年李氏朝鮮王朝の政務が行われてきた場所である。錦川橋を渡り、仁政殿に。仁政殿は昌徳宮の正殿で王の即位式や韓国使臣の石鹸など国の重要行事が行われた場所。。200年前の建物。27代目の王が景福宮からここを行政の場として再び使用。王が臣下と国政を議論する場所の宣政殿(現在韓国に残っている唯一の青い瓦の宮殿)や王と王妃の寝殿の大造殿の見学。日本から嫁がれた李方子女史が過ごされた楽寿斉塔の見学。全体で約90分の見学。宮殿の庭園、後苑は特別観覧エリアとなっており、其の見学は時間の都合でなかった。
北岳山粛靖門: 
 その後、石焼ビビンバの昼食後、北岳山粛靖門に。1932年李氏朝鮮王朝の開祖太祖が漢城(ソウル)遷都後、1936年に長さ18.2kmの城郭を造成。19世紀末、近代化に伴い平地の城郭は姿を消し山地の10.5kmのみが残っている。木造の階段を上るが途中で外国人はパスポ-トしなければならない。北朝鮮の兵士の潜入があったことによるらしい。北岳山一帯は特定経鼻地区として2006年まで一般の出入りは禁止されていた。門の上には警備員の見張りが。門の上は撮影禁止になっている。
国立古宮博物館:
 
国立古宮博物館は朝鮮王朝500年の歴史と文化の文化財を所蔵し、王室文化遺産の保存をしており、997年にリニュ-アルされた。地下1階、地上2階で朝鮮王朝の国家儀礼遺物や大韓帝国時代の異物、時代史の展示が行われており、日本冬至時代の展示もあったが、どうなのかなあとも。

 その後ロッテワ-ルド十階の免税店に。日本人観光客が目立つ。ガイドは勝手知ってか化粧品の売り場に案内する。夕食にポッサム定食。繁華街明洞に行き、オプションのモンバ-バル・ミュウジカルとして評判のNANTAを観劇する。NANTAは韓国伝統雅楽サムルノリをベ-スにしたリズムパフォ-マンスが合わされたミュ-ジカルでなかな面白かった。宿泊は前夜同様ヒルトンに。 
                    
青瓦殿 世界遺産昌徳宮教化門 仁政門  仁政殿
仁政門 仁政殿 仁政殿 錦川橋
仁政殿 大造殿 寿康斎 楽善斎
古宮博物館 古宮博物館 純宗皇帝・皇后の御料車 ロッテワ-ルド免税店 北岳山粛靖門
北岳山への途中のパスポ-ト検査 東大門 NANTA 明洞
2010.8.9:
 世界遺産宗廟の見学。2010年5月から言語別に解説者のガイド付き観覧のみとなった。日本人へは午前9時30分と午後3時の1日2回。
 宗廟は李氏朝鮮王朝の歴代の王と王妃や功臣の位牌を祀り、祭祀を行われる場所。正殿の19室に太祖から純宗(李朝27代王1907~1910年在位)までの48位の位牌が,永寧殿の16室には正殿にずっと祀られていなかった王と王妃の位牌32位が祀られてる。建物の丹青は最小限に抑えられており神聖な空間をかたどっている。毎年5月宗廟祭礼が行われている。昌徳宮と同じく世界文化遺産にしてされている。正殿は奉安する歴代の王。王妃の位牌が増えたことで幾度も横に増築されてきたので、横101mあるとのことで、右側が上室とのこと。
 昼食に冷麺とチジミをとり、北朝鮮を間耳下に見る烏頭山統一展望台に行く。
漢江と臨津江)が合流する点の韓国側に建てられたもので、川一本をはさんで北朝鮮の農村地帯を見ることができます。集合住宅用らしい建物、農業用の倉庫のようなもの、畑、背後に広がる山々。ここからだと北朝鮮までは3kmちょっととのこと。ガラス張りの展望室で日本語の説明ビデオを見る。その後、設置されている望遠鏡で北朝鮮の地帯を見る。北朝鮮の生活モデルや統一政策の変遷などの展示。
 仁川空港はものすごく広く、成田や関空はどうも現状では太刀打ちできない感じ。免税店の並ぶ廊下では朝鮮儀礼の行列を行っていた。
19時10分のアシアナ航空で20時50分に関空に着き、MKハイヤ-で自宅へ。

世界遺産宗廟 宗廟の日本語説明ガイド(集団) 宗廟碑 中池墉
宗廟正殿 宗廟正殿 宗廟正殿 廟 典祀庁
統一展望台パノラマ 統一展望台広場 北朝鮮の家庭の想像 北朝鮮を望む