スコットランドからイングランドまで
英国周遊10日間

       1998年5月2日〜11日     日本旅行

その

 5月7日8時コベントリ−から陶器の町スト−ク・オン・トレントへ。ウエッジウッド・ビジタ−・センタ−で日本語のPR映画を10分ほど見たのち,陶器の製作実演や古い格式有る陶器の展示室を見学。次いで,イギリス最大の観光地ストラトフォ−ド・アポン・エイボンに行く。まず,シエ−クスピアの妻アン・ハサウエイの家を訪れた。花に囲まれ美しい茅葺き屋根の家である。その後市内のゆかりの場所を歩いて訪れた。シェイクスピアは1564年羊毛商の子として,財団によって現在立派に保存された生家に生まれた。生家は低い天井の木造で,当時の家具が展示されている。晩年を過ごしたニュ−・プレイスの家跡はシエ−クスピアの戯曲に登場する花々が綺麗に咲き,隣接するナッシュの家はストラトフォ−ドの歴史資料館になっている。ハ−バ−ドハウス,ギルド教会を見学しグラマ−スク−ルを横に見て,トリニティ教会に行く。教会は撮影禁止で,記念像と墓碑がある。バンクロフト庭園にはシェ−クスピアと彼の作品の登場人物ハムレットなどの銅像があり,運河には白鳥が遊びナロ−ボ−トではハンバ−グが売られいた。ストラトフォ−ドをあとに,第二次世界大戦にドイツの空爆を受けて破壊されたコベントリ−大聖堂を見学し近郊のホテルに宿泊する。

 5月8日イギリスの美しい田園風景を代表するコッツウォルズ丘陵のブロ−ドウエイ,バ−フオ−ドを見学そしてオックスフォ−ド市内を見学した。多くのカレッジが町の中にあり、町と一体となっており、学生たちが自転車を走らせている。アフタヌ−ンティ−を頂きロンドンに直行した。混雑が予想されたがスム−スに地下鉄ドックランド線サウスクエィ近くにあるブリタニア・インタ−ナショナル・ホテルに着く。ホテルは市内に出るには50分くらい時間がかかり、不便でサ−ビスも悪かった。
 コッツウォルズ丘陵はかって羊毛の集散地として栄えた地域で蜂蜜色の石を使った独特の家並みが続いている。コッウォルズは古英語で「羊小屋のある丘」を意味している。大型バスが止まるところは指定されており,ブロ−ドウエイ,バ−フォ−ドともに土産物屋が建ち並び人々で賑わっていた。見学前にガイド書などで読んでいたのと違ってやや失望した。この地はこの地に数日滞留し、開放されている個人の英国式庭園などをゆっくりと観光するところのようだ。汽車でロンドンから1時間少しのところなので,ここを拠点にしてレンタカ−で観光するのがベタ−のようだ。
 オックスフォ−ドは自転車に乗った学生と多くの観光客そして青天井の見学バスが印象的であった。京都などで考える学園都市の印象とは違っていた。カレッジは市内に点在しており皇太子が留学されたマ−トン・カレッジは日本人に一際人気があるようだ。

ジョサイア・ウェッジウッド銅像 アン・ハサウエ−の家 ニュ−・プレイスの庭 グラマ−スク−ル
シェイクスピア生家 エイボン川 バンクロフト公園の
シエイクスピア銅像
空爆を受けたコベントリ−大聖堂

その4

 5月9日ロンドン市内を専用バスで見学。ロンドン塔を下車し、外から観光しビッグベンの10時の鐘を聞く。パッキンガム宮殿の前のザ・マルで衛兵の行進を見る。早くから多くの観光客が席取をしていた。昼から自由観光であったので,大英博物館を見学。パルテノン神殿から切り出された浮き彫り彫刻やエジプト部門・古代ギリシャ・ロ−マ部門をおよそ4時間くらいかけて見学した。この多くが大英帝国当時の略奪物であろう。その夜はパレス劇場でレ・ミゼラブルを観劇。同行した東京のお嬢様達から東京公演などの話を聞く。CASTはSTIG ROSSEN,EHTAN FREEMANなど。2階席で40.5ポンド(1ポンド=234円,約9500円)。三越近くの公認チケット売場で購入。キャットやオペラ座の怪人などはチケット無しとの事だったが,十合に行って聞くと全部ありますと(25.35.45ポンドと)。

 5月10日BA17で帰国。ヒ−スロ−空港の手荷物点検では3分の1位の人が開けさせられていた。大阪は雨。MKハイヤ−で帰宅。
 次回はゆっくりと,個人旅行を南西イギリス・アイルランドを見学したいと思うが,いかがなものか?時間がない。

ブロ−ドウエイ 蜂蜜色の石を使ったコッツ
ウォルズの家
バ−フォ−ド オックスフォ−ド
ビッグ・ベンと
国会議事堂
パッキンガム宮殿前の
衛兵の行進
大英博物館 パレス劇場
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示の写真はSONY TRV-91の映像より