スコットランドからイングランドまで
英国周遊10日間

       1998年5月2日〜11日     日本旅行

その

 1998年5月2日日本旅行のツア−に参加。一同20名関空を午前11時に英国航空BA18にてロンドンを経由し午後6時過ぎにエジンバラに到着した。現地ガイドのカ−リ−さんによれば,数日前まで非常に寒い日が続いており,当地は日中暖かくても朝夕は非常に冷えますのでセ−タ−などご用意くださいとの事であったが,暖かい日が続いた。ホテルで偶然Y君夫妻にあった。ラガ−は旨かった。
 
 翌3日はエジンバラ市内の観光。カ−ルトンヒルからの眺め。エジンバラ城では,観光客がそれぞれ弁当箱大のテ−プガイドを手にもちイア−ホンを耳にあて見学していた。スコットランドとイングランドの歴史にまつわる,王座の下に置かれたいた、そして長年行方不明になっていた由緒有る何の変哲もない石などの展示がされていた。過去の両国の歴史をかいま見ることが出来た。  名物のハギス(タマネギのミンチにオ−トミ−ルとハ−ブを加え羊の胃袋に詰めて茹でた料理)を昼食にして,途中ピットロロッホリ−のBLAIRウイスキ−蒸留所を見学・試飲した後,ハイランド地方インバネスに到着,歴史有るステ−ションホテルに泊まった。途中の車窓からの風景はヒ−スがいっぱいであったが,まだ花は咲いていず,荒漠とした風景であった。
 
 翌4日ハイランド地方を東から西に横断した。ネス湖では,怪獣博物館でネッシ−の真偽についてビデオなどが上演されており,外の池には模型の想像上のネッシ−が動いていた。ネス湖畔には13世紀に建造され17世紀破壊されたア−カイト城の廃墟があり,見学したが強者どもの夢の跡である。北海から大西洋にかけ,ネス湖を通りカレドニアン運河があるが,我々はそれに沿ってバスで走った。途中フォ−トオ−ガスタスで5連続ロックを見学した。水位が増してくると上・下流の水位の差が無くなり,門が開かれ、船がそれとともに動いていく。昔は大切な物流路だったのであろうが、現在では観光用途が多いようである。
  17世紀,イギリスとスコットランドの抗争の歴史の狭間におきたグレンコ−の大虐殺のあったグレンコ−渓谷を通り,リゾ−ト地のフォ−ト・ウイリアムスで昼食の後,グラスゴ−で大聖堂を見学した。

エジンバラ城よりロイヤルマイルを。
ジャイルズ大聖堂。
BLAIR蒸留所での試飲 インヴァネス城より ア−カ−ト城跡
ア−カ−ト城 カレドニアン運河5連続ロック グレンコ−渓谷 フォ−ト・ウイリアムス
                        その   

 5月5日イングランド北西部のある国立公園の湖水地方を訪れる。小さな湖や小高い山々があり,日本の風景によく似ている。一日雨が降り続いたが,日本のように降り続くのでもなく,見学も楽しむことが出来た。ウインダミア湖の湖畔ボ−ネスに宿をとり,午後の時間は保存鉄道と遊覧船で過ごした。汽車との連絡は午後3時前が最終であった。片道約20分の蒸気機関車に昔日を懐かしんだ。
 
  翌6日も小雨が降っていた。ワ−ズワ−スが妹ドロシ−と約10年間過ごした寓居ダブ・コテッジを見学する。屋内には彼の所持品や詩集などが展示されている。そのあと,ベアトリクス・ポタ−のピ−タ−・ラビットの世界ホ−クス・ヘッドと彼女の農園でナチュラル・トラストによって維持されているニア・ソ−リ−の農園ヒル・トップを見学した。若い女性にとって、興味のある場所であろうか。湖水地方の見学後,古代ロ−マ軍の司令部が置かれた城壁に囲まれた美しい町チェスタ−を見学した。目抜き通りは両側に2階建てのア−ケ−ドが並び2階部分は手すりの付いたバルコニ−式の歩道になっている。城壁の壁の上を歩き、散策した。

ウインダミア湖畔ボ−ヌス レ−クサイド・
ハバ−スウエイト鉄道
ダブ・コテ−ジ ヒルトップのビアトリクス・ポタ−の家
ヒルトップ 湖水地方の羊 チェスタ− チェスタ−東門
       
3〜4:ストラットフオ−ド・アポン・エイボンからコッウオルズ・
オックスフオ−ドそしてロンドンへ
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示の写真はSONY TRV-91の映像より