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キャラ


アレイン
 本編の主人公。24歳くらい。
レーン・ラテの第一位王位継承権を持つ王太女。
また、ラテの図書館でもっとも高名な魔法使いに
師事を受けた魔法使いでもある。
幼少期は図書館で修行し、
その後は成人するまで各国を巡って遊学。
魔法、剣技、多方面の勉学を修めた秀才。
放浪期間が長かったため、宮廷作法は付け焼刃の感があるが、
見た目の美しさで何とかごまかしている。
身長165センチ、スリーサイズは84/55/88、
体重58キロのDカップ。かなりの筋肉質。



シーリス
 本編のヒロイン。17歳くらい。
レーン・ラテで第二位の王位継承権を持つ王女。
王宮で純粋培養された完璧な貴婦人。
勉強もよく修めているが、アレインと比べると見劣りする。
姉に格別の好意と、同等のコンプレックスを持つ。
アレインとともに育ったわけではないものの、
その存在は彼女の性格にふかく影響を与えている。
身長157センチ、Aカップ。おそらく寸胴体型…。
体重39キロ。



ノシューニア
 26歳くらい。
今では田舎に引っ込んでいる、かつての名将アドエ子爵の息子。
父はもともと身分の低い兵隊だったが、先の内戦で功績を挙げて貴族に。
その息子として、国王からの信任も厚い。
父親譲りの熱血漢で、剣の腕も確かである。
王の命令で、竜の騎士団の団長に就任。
他の団員との軋轢もあったが、それも上手く解決し、
手際のよさを見せている。将来有望。
身長175センチ



魔王
 500歳くらい。
口をきき、すさまじい魔力を持つ、
二人といないとても珍しい魔物。
いつもにこにこごきげん。
好物は人間が堕落していく感情。
マッスルマッスル!!描くのが楽しいので、
登場すると全身が出る構図が多くなる。
九天とその友人方にはキモいと評判。
身長2メートル弱。



ローゼン
 アレインの父方の従兄弟。23歳くらい。
第4位の王位継承権を持つ王家の一員。
彼の父の王弟はすでに死亡。
かつては王弟の勢力によってアレインから
王位継承権を奪うために担ぎ上げられていたが、
王弟の死後命を狙われる羽目に。
彼がまだ12、3歳の頃のこと。
修行中のアレインが彼を匿い、
今ではアレインの片腕として親交を深く結んでいる幼馴染み。
遠征中は副将として、また帰還後は仮の子爵位を受け、
アレイン即位後には公爵位を受ける予定。
政治上もっとも重要なアレインの味方。
物凄く頭脳明晰だが、幼い頃のトラウマでかなりの人間嫌い。
心を許すのは騎士団の仲間とアレインだけである。
身長180センチ。



ジアット
 元盗賊。21歳くらい。
昔、アレインと意気投合して、いつのまにか仲間に。
アレインの部下という意識はない。
よって城にはあまり寄り付かず、
いつも城下の酒場で遊んでいる。
身長160センチ。


竜の騎士団
 アレインの警護をするための直属の騎士団。
アレインと個人的に親しい騎士たちによって編成されている。



国王
生まれつき体が弱く、よく出来た王弟と競って即位。
弟を髣髴とさせるアレインには、無意識ながら冷たくしてしまう。
亡き王妃に生き写しのシーリスは猫可愛がりしている。
政治はまあまあよい。



先生
 魔法使い。ラテの図書館でも随一の腕をもつ。
魔法の力で何百年も生きており、
欲望も感情もほとんどない。
魔法を多用する事は世界のバランスを壊す事に繋がるので、
アレインに師事していた頃は特に精神論を説いていた。



ヴィカイドゥ
4〜5百年前の、レスライーカ平原出身の魔法使い。
ファンファレリア(国名)と妖精の戦争に参加したという
バラッドがある。大魔法使いと称される人の一人。
厳格ではあるが気さくな性格で、
人間以外の種族の友人も多かったといわれる。



千年竜
まだ青年期を終らない、若い竜族の一人。
レーン・ラテの古いバラッドに伝わる竜の一族。
人間好きな性格で、青年期を終えても
後々まで人間と魔物の戦いには、人間に味方し、
世界を好転させようと努力する。


用語
魔法
 人間は、才能を持って生まれたものしか使う事はできない。
妖精、精霊、半神などは大概のものは使う事が出来る。
魔物はそれ自身が魔法のようなものである。
最初の神々が創った理を壊す事になるので、
世界にあまりいい影響を与えないといわれる。
魔物を倒す為の魔法は、世の理を正す類のもので、
人間や世界に悪影響を与えないらしい。


種族

 最初の神々によって、この世界の全てを記録する使命を
与えられた半神半魔の生き物。
物凄く長命で、あらゆる生き物に化け、
あらゆる生き物と子孫を作る事ができる。
強力な魔力も持つ。
レーン・ラテではとてつもなく巨大な、羽の生えた蛇の姿で描かれる。
手に持った水晶“竜晶球”に記録を封じているらしい。


魔物
 魔法の歪みから生まれたと言われる、醜悪な生き物。
既存の生き物を混ぜ合わせたような容姿を持つ。
とても知能が低く、普通口をきいたり、
集団で行動したりはしない。
人間より強いこともあるが、ちゃんと対応すれば滅ぼせる。



妖精
 死の森で繋がれた、妖精界からやってくる生き物。
この世界で生まれる事も死ぬ事もないらしい。
人間にとって災厄をもたらすものを闇の妖精、
幸運をもたらすものを光の妖精と便宜的に別ける事もある。
鏡の精などは光の妖精の一族である。
ちなみに鏡の精の名前はピエルという。


地理
レーン・ラテ
クラチア大陸の西北に位置する小国。
王家には竜の血が入っているとか、
レスライーカにあったクエナ・ラテの落人が
築いたなどなどの伝説がある、竜信仰の厚い古い国。


ラテの図書館
 レーン・ラテで最も権威ある魔法研究所。
レーン・ラテでは魔法の素質のあるものは全て、
ここで免状を貰わなければならないとされる。
図書館に入ったら、免状を貰うまでは外には出られない。
杖は免状といっしょに渡される、魔法使いの象徴。

クラチア大陸
この世界の中心的な大陸。
天山山脈で中心を断絶され、大陸の東西の交流は皆無。
それぞれまったく違った文化を築いている。
南の海路は人間嫌いの海の精霊王によって阻害され、
北は厳しい寒さと白の戦士の一族によって通行を封じられている。


白の国
 最古の民族のひとつである“白の戦士の一族”が
王家である、特殊な国。
最初の神々のうち、人間を庇護していた神を裏切ったとして
永遠に断罪される。
魔法によって作り出した新しい神を信仰する事によって
国力を伸ばそうとしているのがアレインの時代の王。


シリーズ
観光局で扱っている、同じ世界観の小説

王様の宝物
同じレーン・ラテが舞台の、150年後くらいのお話。
先生が出てきます。


死の森
600年位前の、南方レスライーカが舞台のお話。
妖精と人間のお話。